オリエンタルな砂漠の都市、ベエルシェバ

公開日 : 2015年08月08日
最終更新 :

テルアビブから南に車で90分程の場所に位置する、ネゲヴ砂漠の入り口の都市、ベエルシェバ。

一歩踏み込むと強い日差しと乾燥した空気を肌で感じ、街角に多く植えられているヤシの木とたくさんのサボテンが視界に飛び込んでくる、まさに「砂漠の都市」。従来よりモロッコやインド、近年ではロシアからのユダヤ人が多く入植している地域で、砂漠の民ベドウィンの人口も多いことから、テルアビブ以北の都市群とは一味違ったオリエンタルな雰囲気が魅力です。

ベエルシェバは旧約聖書にも出てくる歴史ある土地で、4000年ほど前にユダヤ民族の祖父アブラハムが住んでいたとされています。現在では2万人の学生が在籍するベングリオン国立大学を擁し、ハイテク企業の誘致政策も始まるなど、国の技術・R&Dセンターとしての地位を確立しつつあります。

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旧市街のメイン通りK.K.L通りはきれいに整備された並木通りになっており、毎週木曜日の午前中にはアンティークやアクセサリーの出店が並ぶ蚤の市が開催されます。べエルシェバの地元の人々はとびきり気さくで話好きなので、お店の人と気軽な会話を楽しみながら散策することができるでしょう。

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K.K.L通りの裏地にはおしゃれなカフェバーが点在しており、店をはしごしてみるのも楽しみ方の一つ。こちらはたまたま見かけたバーで、お店の前のテラス席の一角に、樹をぐるっと囲んだ素敵なバーカウンターがありました。こんなスポットで一日の観光の後にビールを一杯できたら、最高ですね!

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K.K.L通り界隈は景観の美化にも力を入れているようで、街路樹にアートを施すクリエイティブな取り組みが行われていました。街の蜂蜜色の煉瓦で作られた建物におしゃれにマッチして、とても素敵でした。

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