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イスラエル/テルアビブ特派員ブログ 田澤 潤子

イスラエル・テルアビブ特派員が現地から中東地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2016年3月 4日

ユネスコ世界遺産を上から楽しむ:エルサレム旧市街城壁の上にある散歩道


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ユネスコ世界遺産を上から楽しむ:エルサレム旧市街城壁の上にある散歩道

エルサレム旅行連載シリーズ3回目は、エルサレム旧市街の城壁の上を歩いて観光することができる、Ramparts Walk について。あまり有名ではありませんが、個人的なお気に入りのスポットで、日本からの友人が来ると毎回案内し、非常に喜ばれる観光ルートです。


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世界3大宗教の聖地であるエルサレム旧市街。その歴史は紀元前997年にダビデ王がイスラエルの王としてエルサレムを首都として宣言したことから始まります。以降、アレクサンドロス大王、ローマ帝国、ビザンチン帝国、ペルシャ帝国、十字軍、オスマン帝国、英国とまさに時代を超えて様々な勢力がエルサレムを支配してきました。


そんな歴史の詰まったエルサレム旧市街を、その城壁の上から見下ろしながら楽しむことができるのがRamparts Walkなのです。エルサレムの城壁は次々に変わる統治勢力によって壊されては再建されてきた歴史がありますが、現存している城壁はオスマントルコ帝国10代目皇帝スレイマン1世により1538年に建造されたもの。城壁自体もすばらしい歴史的建造物で、その細い通路を歩いて行くスリル感と、360渡に広がる絶景とが相まって、とてもユニークな観光体験をすることができます。


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なお、城壁をぐるりと一周することはできず、コースは北ルート(ヤッフォ門~聖ステパノ門/ライオンゲート)と南ルート(ヤッフォ門~糞門)の2つに分かれています。長さは合計1キロほど。個人的な過去の経験からは、その時々の情勢により歩くことができるルートが異なります。両方のルートが開放されていたこともあれば、どちらか一つのルートしか開放されていないこともありました。今回の訪問時には北ルートは閉鎖されており、南ルートのみ歩くこととなりました。


ヤッフォ門の南側にひっそりと佇む入り口から長い螺旋状の階段を登って城壁の上に到達します。すでにこの時点でスリル満点!なのですが、これは序の口。城壁の上に到着した時に目の前に開ける絶景は、何度登っても感銘を受けます。特にこの日は、雲一つない、透き通った青色の空と、淡い飴色の石造りの建築のコントラストが印象的です。
南ルートに登るとすぐに、ダビデの塔がよく見えます。(下の写真では左側)


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アルメニア人地区、シオン門の少し手前では、城壁の外にマリア永眠教会を間近に見ることができます。(写真下)


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シオン門を過ぎて、ユダヤ人地区に入ったことには、前方にオリーブの丘の景色が広がります。(写真下)


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Rampart Walkの終盤、糞門の手前でには、隠れた撮影スポットがあります!陽の光を受けて輝く岩のドームが垣間見れるのです。このスポットでの記念撮影をお忘れなく。


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今回はたくさんの写真撮影をしながらじっくりゆっくり歩いて、1時間ほどで南ルートを完了しました。個人的には今回5回目のRamparts Walkでしたが、今回もいろいろと新しい発見があり、飽きない観光ルートです。16シェケルの入場料でここまで楽しめるというコスパの良さも魅力です。じっくり派のエルサレムを鳥目で観光できるユニークな体験ができるので、エルサレム長期滞在プランの中の一つとしてはもちろん、エルサレムでの観光時間が限られている方にも、是非おすすめしたい観光スポットです。


なお、Ramparts Walkの床は石畳、段差の大きい階段がたくさんあるので、歩きやすい靴、動きやすい服装の準備をお忘れなく。


<Rampart Walk情報>
入場料:16シェケル
営業時間:日曜日~木曜日 9:00~16:00(夏季は17:00)
     金曜日:9:00~14:00 (南ルートのみ営業)
※入場料は16シェケルで南北両方のルートに入場できますが、片方のルートしか開いていない時も同じ値段です。
※上記の営業時間は入場可能な時間です。入場時間に制限はありますが、退出時間に制限はないので、例えば平日の15:55に入場してしまえば、16:00を過ぎても好きな時間に退出することができます。


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カテゴリー 見所・観光・定番スポット
2016年3月 4日
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      テルアビブ特派員
      田澤 潤子
      上智大学比較文化学部卒。日本貿易振興機構(ジェトロ)での勤務を得て、イスラエル人との結婚を機に2014年テルアビブへ移住。現在はイスラエルのIT企業で日本向けマーケティングと事業提携を担当、2国間のビジネスギャップに日々奮闘しています。ビジネスや観光の面で日本とイスラエルを繋ぐことに貢献したいと思っているので、お気軽にご連絡下さい。メールFacebookLinkedIn

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