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イスラエル/テルアビブ特派員ブログ 田澤 潤子

イスラエル・テルアビブ特派員が現地から中東地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2017年2月19日

MEN TEN TEN:本格ラーメンがイスラエルにやってきた!


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MEN TEN TEN:本格ラーメンがイスラエルにやってきた!

今年1月、イスラエル初の日本のラーメン専門店がテルアビブに開店しました。 早速先週末に行ってみましたので、お店の様子をレポート。

お店の名前はMEN TEN TEN。東京・新宿のラーメン店「麺てんてん」がイスラエル人の共同経営者と共に開いた、イスラエル初のラーメン専門店です。こちらでは開店前から大きな話題となっていて、在イスラエルの日本人コミュニティはもちろんの事、ラーメンの味を知るイスラエル人も大きな期待を寄せていました。私もイスラエル人の同僚からこのニュースを初めて聞いたくらいです。今までもテルアビブにはメニューの一つとしてラーメンを出す日本食レストランは数件ありました。更に、イスラエル人シェフによるラーメン専門店や、イスラエル人が経営する寿司屋で前菜にラーメンが出たことなどはありましたが、日本のラーメン店のイスラエル進出は今回が初めて。


テルアビブのラーメン屋


MEN TEN TENのお店は、おしゃれなレストランが集まる若者に人気のロスチャイズド通りの一角にあります。
モダン・ジャパニーズの内装のこじんまりとしたお店に足を踏み入れると、日本の歌謡曲が大音量で流れ、日本人にとってはどこか懐かしく居心地の良い空間が広がります。メニューは、ラーメン専門店らしくシンプルにラーメンと餃子のみ。ラーメンは豚骨、鶏ガラ、精進だしの3種類のスープがあり、餃子も豚、鶏、ビーガンの3種類から選ぶことができます。カウンターにはお箸入れ、七味唐辛子、すりおろしニンニクが入った壺、餃子用のラー油、醤油、お酢の瓶がきれいに並んでおり、雰囲気は日本のラーメン屋そのもの。 期待が高まります。


イスラエルの本格ラーメン2.JPG


こちらが、出されたMEN TEN TENのラーメン。
濃厚な豚骨スープ、細めでコシが強い麺、黄身が絶妙に半熟のゆで卵。シャキシャキのメンマ。そして極め付けは旨味たっぷりのとろとろのチャーチュー。感想は、、、「おいしい!」の一言です。今までテルアビブで食べたラーメンはスープの温度が微妙に低かったり、スープのダシがなっていなかったりと不満がありました。イスラエルで日本さながらのラーメンを味わう幸せ。しかも豚骨ラーメン。夢にまで見た瞬間が実現となりました。


イスラエルの豚骨ラーメン.JPG


ところで、なぜここまで豚骨ラーメンに在イスラエルの日本人が喜ぶのか、また現地人の間でも話題になった理由にはイスラエルの食事事情が関係しています。イスラエルには「コシェル」と呼ばれるユダヤの食規定があります。代表的なものとしては、乳製品と肉類を一回の食事で同時に食べてはいけないことや(つまりチーズ・ハンバーガーはアウト、肉類を含む食事の後にカフェオレを飲むこともアウト)、豚肉、エビ・カニ・イカ・貝を口にしてはいけないこと等です。これを厳密に守って生活しているのは国民の一部のみですが、特に豚肉に関しては食に関してオープンで先進的なイスラエル人しか口にしないため、豚肉がメニューにある飲食店の数は限られています。ただし豚肉を食べるイスラエル人の場合、豚肉が大好きという場合が多いため、豚肉を扱うレストランはニッチ戦略によって成り立ってるという事情があるのです。


イスラエルの本格ラーメン1.JPG


このようなイスラエルの食事情をチャンスと捉え、日本の本当のラーメンの味を追求して開店したMEN TEN TEN。当分は週に一度のペースでお世話になってしまいそうです。イスラエルで寿司に次ぐ日本食の火付け役となるよう、応援しています!!


<お店情報>
名前:Men Ten Ten
住所:36 Rothschild Blvd Tel Aviv
メニュー:ラーメン48シェケル(1500円)、餃子26シェケル(750円)


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カテゴリー レストラン・料理・食材
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      テルアビブ特派員
      田澤 潤子
      上智大学比較文化学部卒。日本貿易振興機構(ジェトロ)での勤務を得て、イスラエル人との結婚を機に2014年テルアビブへ移住。現在はイスラエルのIT企業で日本向けマーケティングと事業提携を担当、2国間のビジネスギャップに日々奮闘しています。ビジネスや観光の面で日本とイスラエルを繋ぐことに貢献したいと思っているので、お気軽にご連絡下さい。メールFacebookLinkedIn

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