入谷朝顔まつり2010

公開日 : 2010年07月07日
最終更新 :
asag1.JPG

東京の風物詩。

今年で62年目を迎えた「入谷の朝顔まつり」は、

毎年7月の6、7、8日の3日間で開催されております。

今年も盛大に開催されておりました。

もともとは江戸時代の御徒町で盛んに栽培されていた朝顔ですが、

幕府の破壊や御徒町の発展にともない、

現在の入谷に居た植木屋さんが造るようになったそうです。

入谷田圃の土が朝顔造りに適していたこともあり、

「朝顔の出来栄えが素晴らしい」と評判を呼び、

「入谷の朝顔」が有名になっていったそうです。

大正二年には植木屋さんの廃業にともない、

一旦は姿を消した入谷の朝顔でしたが、

戦後(昭和二十三年)に「世の中を少しでも明るくしよう」と言う、

地元の方と下谷観光連盟の協力のおかげで、入谷の朝顔市が復活されました。

asag2.gif

↑現在は120軒の朝顔業者と100軒の露店が並び、

たくさんのお客さんと、粋なはっぴ姿の店員さんで、

大変賑わっております。

道路の片車線に120軒もの朝顔のお店が並んでいる姿は

見ごたえ十分。

そして、もう片方の車線に並ぶ、

100軒もの露店も絶景です

この景色を見た瞬間、

なぜか”ジッタリンジン”の「夏祭り」の曲が頭に浮かびました。

ただでさえ早いテンポの曲だというのに、

それ以上の、もっと早いテンポで頭の中に曲が流れ始めたもので、

ゆっくり歩いていた足取りが、テンポに合わせて、

急に小走り。

一気に夏祭り気分が盛り上がってしまい、

ついつい、はしゃぎすぎちゃったのでしょうか・・・。

ちょっとクラっとしました。

asag3.JPG

↑各朝顔の価格はこのようになっておりました。

今回は今まで見たことのない朝顔を見つけ、

改めて朝顔まつりの楽しみを実感いたしました。

この楽しみを味わいに来るお客さんですが、

中には遠方からの方もいらっしゃるはず。

そんな方々のために待機しているのが、

こちらの方々です。

asag4.JPG

↑宅急便の配達員さん

お店の前で待機している姿もあれば、

大急ぎで走っている姿も見かけました。

熱気ある朝顔まつりに負けないくらい、

熱い3日間となるに違いない・・・。

ということで、この週末は東京の夏の風物詩を味わいに、

「入谷の朝顔まつり」へ行ってみるのは如何でしょうか。

夏祭り。

聞こえてきますよ、きっと。(←もういい)

asag5.JPG

■入谷朝顔まつり(朝顔市)公式ホームページ■

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。