東京三大豆大福 『群林堂』

公開日 : 2011年01月24日
最終更新 :
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東京には、『東京三大○○』といった食べ物がいくつかあります。

以前ご紹介したお店"浪花総本店"は、『東京三大たいやき』の1つでした。

そして今回ご紹介するのは、『東京三大豆大福』の1つであるお店。

群林堂(ぐんりんどう)

創業は大正五年という老舗のお店で、

現在は2代目が味を守り営業をしているとのこと。

東京の豆大福といえば、こちらが一番有名なお店ではないでしょうか。

いつも午後2時を過ぎますと、

売切れになってしまう確率が高いということで、

私も必死になってお店に向かい、

午後1時頃になんとか滑り込んで到着。

この日は平日ということもあったせいか、

タイミングよく長蛇の列には遭遇しなかったものの、

残っていた大福の数は約20個くらいでした。

だっ、大工、いや、大福4つ下さい!

どんだけ慌ててたんでしょうか。

「大福4つ」という単純な言葉・・・

噛むかねぇ・・・・(--;)

こうして手に入れた豆大福がこちら。

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↑東京三大豆大福・群林堂の豆大福

北海道小豆、富良野の赤エンドウ豆を使用とのこと。

個人的には少々甘めの餡に感じられますが、

赤エンドウ豆の絶妙な塩味で、うまくまとまったお味。

餅は薄皮なのにしっかりモチモチしていて、

半分に割るとビヨ~~ンと伸びる伸びる。

そして大きな特徴としましては、豆がゴロゴロゴロゴロ入っております。

"おやつ"として食べるには少々パンチが効いてるようにも思えますが、

食べ終わるとまたすぐに手が伸びてしまう・・・。

やっぱり、うまーーいっ!

実は何年か前にも一度食べたことがあるんですが、

今回、改めて美味しさを確信したのでありました。

1個147円(2011年1月現在)

文豪も愛したという群林堂の豆大福。

皆様も機会がありましたら召し上がってみて下さいませ。

また、東京三大豆大福と呼ばれる他2店舗は、

原宿の瑞穂

高輪の松島屋

口コミなどを見ますと、こちらもかなり期待ができそうです。

まだ食べたことがないので、そのうち食べ比べをしたいと思います。

そしてそして、

東京には美味しいと評判の大福のお店がまだまだあります。

「新版大東京案内(昭和4年12月)」という書物によると、

「大ふくは金つばと共にかなり古い歴史を有し、

"明和九年の冬、小石川箪笥町に貧しき後家お玉と云へる女ありて

白き餅に塩餡を入れて売始めたるがその嚆矢なり"とある。

大ふくなどはどこと云つて総本家もないだけに、

本当の東京中の名物とも云へよう。」

とあります。

つまり・・・

豆大福は東京名物

東京駅や空港には、たくさんの東京土産が並んでおりますが、

悩んだときは、東京の豆大福も参考にしてみて下さいませ。

■群林堂■

最寄り駅:護国寺駅 徒歩1分

住所:東京都文京区音羽2-1-2

TEL: 03-3941-8281

営業時間:9:30~15:00 (無くなり次第閉店)

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