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イタリア/トリノ特派員ブログ YUCA

イタリア・トリノ特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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La Douja(ラ ドゥーヤ)とは、ピエモンテ州の方言で、テッラコッタでできた片口のことを指す。かつては、保存の為や、液体を別の容器へ移したり、ワインを注ぐためのカラフェとしても重宝されていた。


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” La Douja d’or ” (ラ ドゥーヤ ドール)黄金のドゥーヤという意味を持ち、アスティで10日間に渡り開催されるワインイベント名のことなのだ。

アスティの村祭りの一部として報じられることもあるが実際は、村祭りより歴史は10年ほど古く、厳密に言うと今年で51回目を誇るセレクトワインの見本市なのである。

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見本市(展示会)という名前がついているが堅苦しさやビジネスモードは全くなく、会場が昨年から変わったこともあり、よりフランクな感じになった。地元に住む私にとっては会場内では必ずと言っていいほど友人に遭遇する。そのオープンな会場とは裏腹に今年からの新しい試みとしては、セキュリティーが強化されたこと。ひとりずつにバーコード式のキーカードが配られ、入場制限や入場・退場の際に管理するシステムとなった。


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ピエモンテ州のワインを中心に299種類のワインが試飲でき、気に入ればそのほとんどのワインは買って帰ることができるのもこのイベントの利点。


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今年は、ワイン以外に、ピエモンテ産のグラッパ(イタリア産 蒸留酒)が、ずらりと31種類並んだ。
その長を務めるのは私のグラッパの師匠であるマリオ氏。” さ、この次はこれ!さぁ!これも試しなさい!” と40度以上のアルコールを試飲とはいえ、いつもの如く強行な修行が続いた。そんな日々の積み重ねからか?イタリアで酔っ払ったことはまだ一度もない。


【データ】
La Douja d’or
http://www.doujador.it/


2017年10月 7日

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Festival delle Sagre Astigiane 期間中は、アスティでは町中がお祭りモード一色!
知る人ぞ知る室内メルカートでも大盛り上がり。”来年はもう少し告知をするわー!”と意気込むのはメルカート内にエノテカ(ワインショップ)を構える友人のMonica(モニカ)。


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彼女と一緒に考案したオリジナル サングリア ピエモンテーゼは3種類!
白ワインベースが1種類と赤ワインベースが2種類。もちろん地元のワインを使って。


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メニューは、お肉屋さんのカルネクルーダからはじまり、別のお肉屋さんでは、イノシシ肉や馬肉を使った品もお目見え。


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お魚屋さんでは、新鮮・揚げたてのカタクチイワシフライ!に白ワインがすすみます。


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パン屋さんでは、 小麦粉に卵、牛乳などを混ぜてこね、油で揚げた Friciula (フリチュ-ラ)は塩味と甘口の2種類から。

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今後も室内メルカートでは、村祭りと同時期にイベントを開催する予定とのことなので、この時期アスティへいらっしゃる方は是非お立ち寄りくださいませ。


【データ】

Consorzio Mercato Coperto
Piazza Libertà 10, 14100, Asti
https://www.mercatocopertoasti.it/



2017年10月 1日

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Festival delle Sagre Astigiane! (フェスティバル デッレ アスティジャーネ)アスティの村祭り!
の見どころはまだまだ続く。


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昔から川の近くには豊かな作物、食文化が繰り広げられると言われているが、アスティもその例のひとつで代々農業が盛んな地域である。そんなアスティ県近郊の18世紀頃の生活風景を再現したパレードが毎年9月に行われる。


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それぞれの市町村ごとにその土地に根づく伝統文化を紹介しながらアスティ市内の決められたルートを練り歩く。それはそれは見ごたえたっぷりで皆がそれぞれの地区ごとに設定されたテーマのシーンになりきり、まるで映画のワンシーンを見ているよう。


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” Yucaもパレードへ参加しないか?” と数年前から何度もお声をかけていただいているが、パレードの後に発表される賞のことを考えるとその時代に忠実であるためにもお気持ちはありがたいが遠慮している。むしろ料理ブースで毎年お手伝いさせていただいていることに感謝している。


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そんな中世の時代を再現した大パレードにはテーマがあり、41の市町村が春夏秋冬に別れ、農作業の様子やその時代の日常生活の様子が忠実に再現される。


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例えば、ワイン農家が山ほどあるアスティではワインについての様々なシーンをみることができる。


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一方、白トリュフの名産地で有名な Moncalvo(モンカルボ)市では、白トリュフ品評会の様子や、今年は、ピエモンテ牛祭りの様子が再現された。


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そして2017年の最優秀賞に選ばれたのは、アメリカへの移住を夢みる若者の様子を演じた人口約400人の村 Azzano(アッザーノ)に賞金として1500ユーロが授与された。どこの市町村も迫力満点で、その時代にタイムスリップした気分になる。


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そんな年に1度の大パレードは午前中に行われ、そこで各市町村の伝統文化・風習を観た後には、それらのシーンに出てきたお料理や地元ワインが楽しめるというのもアスティ村祭りの醍醐味なのだ。


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前回ご紹介したオープンエアーで楽しむお食事処数がヨーロッパ最大級といわれる Vilaggio gastronomico (ヴィラッジョ ガストロノミコ)郷土料理村にて昼食、おやつ、そして夕食が終日を通して楽しめる。


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中世時代のワンシーンに酔いしれた後は、売り切れごめんの郷土料理村にて舌鼓!
イベント盛りだくさんな実りの秋!アスティ人と一緒に村祭りを楽しみませんか?


【データ】

アスティ村祭り
ドキュメント番組、取材に関しましてのお問い合わせは
piemonte.yuca@gmail.comまで。(地元観光局、地元新聞社とリンクしています。)
Festival delle Sagre Astigiane : http://www.festivaldellesagre.it/


2017年9月25日
2017年9月20日
2017年9月15日
2017年9月10日
2017年9月 4日
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  • 特派員プロフィール
  • トリノ特派員

    トリノ特派員
    YUCA
    ピエモンテ州 アスティ在住。
    製菓専門学校洋菓子教授アシスタントとして勤務後、自らもフードスタイリストとして教壇に立つ。現在は、イタリア現地の料理学校にて非常勤講師を務めるほか、企業コンサルタントとしてスローフード・スローライフを満喫中。(執筆、連載中)マンマや星つきシェフに学ぶお料理教室、食の宝庫ピエモンテ州への生産者訪問も人気開催中。詳しくは DISQUS ID @disqus_84yCoI6UhA

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