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カナダ/トロント特派員ブログ
旧特派員 山下 敦子

カナダ・トロント特派員が現地から北米地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

カナダ生まれのピアニスト、グレン・グールド

今回は

まじめに

カナダの天才ピアニストといわれた Gould, Glenn Herbert について
書きたいと思います。

DSC06210.JPG


今世紀最高のピアニストといわれ、
死後、20年以上たった現在でも
多くのファンや文学作品に取り上げられています。

村上春樹の「風の歌を聴け」では主人公が選ぶレコードになっていてストーリーが展開し、
映画「羊たちの沈黙」で主人公が獄中で聞いている曲にも選ばれています。


とはいっても、この間まで全くグレングールドのことを知りませんでした。

あることをきっかけに知ることになったのです。
さて、あることとは。。。

ある日、結婚した友達の家に遊びにいくことに。

友達いわく「アーティストの友達の家をサブレットすることになったんだ。
友達が海外に行く間の1年間、どうしても
この家を手放したくないからって頼まれて。」


どうやら、そのアーティスト。
どうしてもこの家の契約を切りたくないとのこと。

どうしてもって

一体どんな家だ?


というのもこの家は
ピアニスト グレン・グールドがずっと住んでいた家だったから。


このお家、高級な住宅が多いエリアにあり、
趣のある建物で、入り口も奥ゆかしい昔のホテルのような感じ。


DSC06202.JPGDSC06203.JPG


最上階で4LDK、見晴らし最高
一つ一つの部屋がとても広く、

パテオから空を見上げればそこはもう


パラダイス

CNタワーも見えるじゃありませんか。(興奮)

言うなれば、


六本木ヒルズのマンションからから東京タワーが見えるっていう感じです。

言ってしまってからなんですが、
ヒルズのマンションから東京タワーが見えるかは知りません。

大阪人なもんで。(言い訳)


アーティストでない私でさえ何故だか創造意欲がかきたたされるこのお家。


とても雰囲気があり居心地最高!


渡辺篤史の建もの探訪(テレビ番組)に出したい!ぐらいです。
(あれ?知らない?)


話を戻してこのグレン・グールドの紹介、
1932年トロント生まれ。

14歳の時にトロント交響楽団との共演でピアニストとしてデビューを果たし、
20歳のころにはカナダの音楽界をリードするほどに成長。
22歳で録音した「ゴールドベルク変奏曲」がベストセラーに。

人気絶頂の中、32歳でコンサートに立つのをやめ、
古典音楽家のレコード製作やドキュメンタリーなどのプロデューサーとして活躍。
モルソン賞などの賞を受賞し、グレン・グールドのコンサートホールなどが設立されました。
生涯を独身で過ごし、人前に出ずにレコードのみを発表。
数々の変わった(天才かそれとも奇人かといわれる)エピソードを残し
50歳で生涯を終えます。


このお家の前にも彼が住んでいた証である記念碑が立てられ、
近くの公園にも彼の名前がついています。


このビルのエレベーター。横に動く開閉扉の外に開き扉がついていてユニーク。

DSC06205.JPG

なぜかクローゼットの中に
グレングールドが使用したであろう電話がついていたり、


DSC06677.JPG

ありとあらゆるドアのノブが他の家とは反対の位置に取り付けられています。
天才か奇人かといわれた、グレングールド。

今となっては謎ですが。

グレングールドの映画を作るという話も浮上しているとか。
見逃せません、グレングールド。

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カテゴリー 文化・芸術・美術
2008年1月20日 | コメント(13) | トラックバック (0)
コメント

グレン・グールドの生涯について、「文芸ジャンキーパラダイス」というサイトで読んだことがあります。
同じ時期にテレビでちょこっと彼のことを見ました。
極端に低い椅子に座っての演奏、という演奏時のスタイルがものすごく独特なピアニストですよね。
いわゆる奇人変人な部類の人間かもしれませんが、彼をはじめとする芸術家ってのは何かしらのクセがあってこそ、のような気もします。

投稿者 さっち : 2008年1月21日 02:17


山下さんはじめまして。グレン・グールドという字を目にして思わず書き込みました(笑)。彼はカナダ人だったのですね、知りませんでした。ピアノとともにジンセイ数十年過ごしており、昔バッハのインベンションを学んでいた時師事していた先生がグレン・グルードのバッハのCDを聞かせてくれたことがありますが、全部彼の鼻歌入り!(笑)「変わったピアニストだなあ」と思ったのを思い出しました・・・でも音楽家は皆そんなユニークさを備えていないとやっていけないのかも?

投稿者 匿名 : 2008年1月21日 05:16


はじめまして。トロント在住の大阪人です。グレン・グールドについて検索していて、こちらのページにたどり着きました。

>ありとあらゆるドアのノブが他の家とは反対の位置に取り付けられています。

これは彼が左利きだったからかもしれませんね。クローゼットの中の電話も不思議です。電話が嫌いだったのかしら?ほかにも変わったところがありそうなアパートで興味がわきます。

それではまた遊びに来ます。

投稿者 miffy : 2008年1月22日 21:04


わぁ、今回は3人もの方にコメントもらってうれしいです!(感激)
さっちさん、文芸ジャンキーパラダイスですか、何だかおもしろそうですね!真夏に分厚いコートをずっと着ていたという逸話もあるようで、なかなか興味わきますよね。

お名前がないですが、ピアニストさん、
全部彼の鼻歌入りって。。。すごいですね!ある意味のりのりじゃないですか。(笑)私も昔無理矢理ピアノをさせらていてバイエルでやめましたが、今となっては頑張っておけば良かったと後悔しています。ピアノ聞くのが好きなんです!

miffyさん、はじめまして。同じ大阪人、何だか親近感がわきますね!(勝手に。)そういえば、この電話、契約してないのになぜだか今でもツーツーと通話音が流れているんです。。不思議でしょ。
また遊びにきてくださいね!


皆さんもブログとかあれば、私も遊びにいきたいので載せてくださいね!


投稿者 atsuko : 2008年1月23日 16:08


グールドの住んでいたお家を見せていただけて、とてもうれしいです。グールドさんが大好きなので…。
彼のピアノは本当に素晴らしいですよね。
私は弾けませんが、ピアノを習っている娘がいつか、あんなピアノを聴かせてくれたらいいなぁ…と思っているのです。
私もいつか、グールドを巡るトロントの旅をしてみたいと夢見ています。

投稿者 nyao : 2008年2月 1日 21:04


NYAOさん、こんにちは、初めまして!私は全く知らなかったので、偉大な人なんだなぁと最近思っている初心者なのですが、大ファンのNYAOさんに家をおみせできて良かったです(って私の家でもないんですけど。笑)グールドさんの音楽ホールもありますよ。話に聞いたのですが、彼を主役にした短編映画があるとか。これから長編の映画になったりしませんかね?楽しみです。

投稿者 あつこ : 2008年2月 4日 12:42


こんにちは、以前リサーチ中に偶然こちらにたどり着きました。
今回やっと書き込みさせて頂いてますが、お宝画像をどうもありがとうとうございます。

中に入った方にしか判らないあのペントハウスの事を知ることが出来て感激してます。
ドアのこととかなるほど興味深いです。

行きつけだったダイナーなど、グールド先生に縁のある建物も
時代の流れには逆らえず取り壊され無くなっている中このアパートビルにはずっと建っていてもらいたいです。

すばらしい記事をどうもありがとうございました。

投稿者 yuzu : 2008年7月 5日 12:38


Yuzuさんへ
コメントありがとうございます。私はお友達の家に行くまで恥ずかしながらグールドさんのことを知らなくて・・・「へ〜」と言う感じだったのですが調べていくうちに虜になってしまいました。今、この家を手放したくない!とおっしゃっている元の貸主も有名な画家でグールドさんの大ファンだとか。真面目な話題は少ない(笑)ですが、また遊びに来てくださいね!Yuzuさんのサイト遊びにいかせてもらいました。もっと早く知っていれば!みなさん、Yuzuさんのサイト、グールドさんのことが詳しく書かれていますのでお勧めです!

投稿者 atsuko : 2008年7月 6日 16:59


atsukoさん、

温かいお返事有難うございます。

atsukoさんもファンになられたというのは素敵ですね^^。
私は生意気にブログなど立ち上げてますが、
ファン歴は短く、いろいろな事で沢山の先輩方に支えられてここまで来ています^^。

元の借主の方の手放したくない気持ちは充分過ぎるほど判りますねぇ。
私はあのペントハウスが今だグレン・グールドの住んでいた部屋として保存されているのか
他の借主に渡っているのかあまりよく判らなかったので
この情報はとても為になりました。

またお邪魔させてください。
ダカーポにいらしてくださってどうもありがとうございました。
細長く続けたいと思いますのでこれからもよろしくおねがいします。

投稿者 yuzu : 2008年7月 8日 00:59


yuzuさん、こちらこそ。私もダカーポにお邪魔します!
いつもはあまり、コメントがないのにもかかわらず、今回はたくさんコメントをいただいたので、改めてグールドさんのファンの方がたくさんいるんだと実感しています。すっかり忘れていたのですが、バスルームのタブの色が薄いピンク色で、当時のままだと聞きました。写真を再度載せようと思って探しているのですが見つかりません。。。(ごめんなさい)。映画化の話どうなったのでしょうねぇ。

投稿者 atsuko : 2008年7月 9日 14:41


atsukoさん、

また突然おじゃまします

バスルームの話はとてもおもしろいですね^^。
タブは内臓型ではなく独立した奴だったのかな?
借主の方がファンだと言うことであればあの部屋は安泰ですね^^。

映画化の話というのはあったのは知りませんでした。
グレン・グールドに関してはいつも何か水面下で計画されているような気がします^^。

あ、レスは無用で結構です〜。長く付き合わせてしまっては申し訳ない

投稿者 yuzu : 2008年7月21日 21:59


YUZUさん、レスさせてくださ〜い。バスルームは独立タイプじゃなくて元々あったやつでした。シンクも薄いピンク色で「かわいいね」と言っていたんです。写真が見つからないよー。見つかったらここに追加しますね。

結構まえだけど、映画化の話が映画会社からあって、そうなればグールドが実際に住んでいた家を使って撮影したいと言われたそうです。ただ、私の友達は今だけ住んでいて、自分の家ではないので、借主に聞くとか言ってたけど、話は流れたのかもしれませんね。

カナダの友人がグールドの短編映画を見たことがあるといってたけど、YUZUさん見られました?見てみたいな〜と思って。

投稿者 atsuko : 2008年7月22日 16:04


今、マイケル・クラークソン「グレン・グールドの秘密の生活−−天才の愛」の翻訳を進めています。これは2007年8月25日付のトロント・スター紙に掲載した20世紀アメリカを代表する作曲家の1人、レナード・バーンスタインの親友で共に才人と称されたルーカス・フォスの夫人で画家コーネリアさんとの恋愛関係に関するインタビューが基になっています。とにかく、どこかが版権を取る前に翻訳して、出版社に持ち込むことにしています。
私は、来年の学会発表でこの恋愛関係、破綻の原因となった精神障害を取り上げることにしています。人間グールドを見ると、母親という存在から生涯自立できなかったために様々な形で社会不適応を起こしてしまい、悲惨な死を遂げてしまった、悲しい人生だったという面もありますね。

投稿者 畑山千恵子 : 2010年5月 2日 20:57


※この記事は、旧特派員の投稿の為、現在コメント投稿を受け付けておりません。ご了承ください。


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