アルゴンキン公園の紅葉
アルゴンキン公園は、トロントから北にハイウエイで約4時間のところにある広大な湖と緑地帯をオンタリオ州が州立公園として管理して、自然保護を行っている場所です。夏にはカヌーの聖地、秋には紅葉のメッカとして多くの人々が大自然を満喫しに訪れていますが、いよいよ紅葉真っ盛りと聞いたので、早朝に車を飛ばして行って来ましたので、そのリポートをお伝えしますね。
道路地図、眠気さましのコーヒー、iPhoneにたんまり音楽を入れ、いつものようにRICOH GXRにP10ユニット(28mm-300mm)をつけていざ出発です。アルゴンキンは3年前に一度紅葉を撮りに来ていますが、ハイウエイ沿いに紅葉のポケットが突如として出て来ますから、カメラにも機動力が求められます。さっと取り出してぱっと撮る。P10ユニットを選んだのはその理由からです。
行く道の途中のハイウエイ沿いに、こんなかわいらしい収穫感謝祭のパンプキンのディスプレイが、、、今週末はロングウイークエンドの連休ですね。
向かう途中のハイウエイ沿いの紅葉です。なかなかのものですね。カナダの紅葉は、色のバラエティーに富んでいるのが特徴だと感じます。
当日はあいにく曇りがちのお天気だったのですが、ながーい直線の続くハイウエイをパチり。これが郊外に出るといつもの風景です。本当にながーい直線が続くのです。。
紅葉が始まりかけた風景を通り抜けて、アルゴンキン公園にひた走り! 愛車カムリのギアをスポーツモードにして、ギアチェンジを楽しみながら走るのも楽しみです。
いよいよ公園の入り口が見えて来ました。公園の看板も紅葉に包まれています。
4時間ののんびりドライブの後、今回は東ゲートから入ります。左が通り抜け専用ゲートで、右は公園に来た人のための事務所に入るゲート。
公園を通り抜けるのは無料ですが、公園内の敷地に入る為には許可証が必要です。このゲートで一日許可証を購入します。
ゲートを抜けてまずはビジターセンターに向かいます。ここではアルゴンキン公園の概要が学べる展示や軽食レストラン、インフォメーションデスクの他、展望スペースからは広大な公園のパノラマ風景が見られるようになっています。ちょっとトイレ休憩。。。
さっそく展望スペースからアルゴンキン公園の紅葉を見てみました。
すでにピークは過ぎていたみたいですね。場所によってはすこし葉が落ちていましたが、それでもなかなか雄大で、奇麗な紅葉が眺められて大満足。
緑と赤のコントラストがきれいですねー。
さてビジターセンターを後にして、さらにHWY60を西に進んでみます。すると所々に美しい紅葉が!!
測道に入ってみると、そこにも美しい風景が、、
湿地帯を歩くルート沿いの紅葉。
湖の対岸から見た紅葉もこんな感じできれいですねー。
散策路ではこんな風景も見られました。
実はこのルート、鹿やムース(へらじか)が出没するんですね。私の友人が昔、道路を横切ろうとした鹿に体当たりされて車が廃車になってしまったことがあって、、「そおいえば、気をつけないと。。」とこの看板を見て思っていたんですね。
すると、なーんとムースがハイウエイのすぐそばまでやってきていました!! 何と言う偶然。早速車を降りて記念撮影。生まれて初めてのムースです。
かわいらしい姿に見えますが、実は巨大。つのがないので雌ですね。とってもおとなしい動物ですねー。
夢中になってシャッターを押していたら、あたりはあっという間に大混乱。
皆さんもこんなチャンスはめったにないと、あたりは車の大渋滞。この後観光バスもやってきて、さながらハリウッドスターのような記念撮影大会が始まってしまいました。当の本人は、お水を飲んでゆっくりあたりを見回して、静かに森に帰って行きました。。
これはGXRで撮ったムービー(紅葉編)
こちらはムース編です。
アルゴンキン公園の紅葉の見頃は今週一杯でしょうか。ここが終わるといよいよトロントの紅葉、そしてナイアガラの紅葉が始まります。
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