モントリオール「ノートルダム大聖堂」にて

今回の巨大地震で被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。遠く離れたトロントでも日本語放送を行っているテレビ（TV JAPANという日本語放送チャンネルです）で一報が入り、その後USTREAMやツイッター等を通して続々と情報が入ってきていました。

地元新聞やテレビでも連日特集が組まれ、刻々と情報が伝えられています。上の写真は滞在しているホテル（Delta Montreal）に朝刊として届けられたものです。様々なメディアを通して大量の情報が得られるわけですが、まずは冷静に状況を受け止め、時間をかけて家族や友人たちの安否確認を行っているという状況です。

その中で、上の写真のように今回被災した方々のために何ができるだろうかと考えたトロント大学に関係する若者たち、ワーキングホリデーでトロントに滞在している若者たちによって「TORONTO FOR JAPAN- CHARITY JAPANESRE RICE BALL SALE」が行われ、大勢の人が集まったことは感謝なことでした。トロントでも支援の輪が広がろうとしています。日系のウエブサイト新聞e-nikkaに情報が掲載され始めています。

そんな中、仕事で訪れたモントリオール。時間をみつけてノートルダム大聖堂に足を向けました。長い歴史の中で多くの人の祈りと願いを受け止めてきたこと大聖堂の中には、今日も祈りを象徴するろうそくの明かりが静かに灯っており、しばし日本のために祈りを捧げました。現地カナダ人の方々も口々にお見舞いと同時に、関係のある日本在住の日本人の友人の安否を心配しておられます。

震災と命がけで向き合っている方々のことを思うと言葉も見つかりません。それでも一日でも早く状況が良い方向へと向かうように、願うばかりです。