No.47世界中のクレッシュを集めた展覧会:リール郊外シュテンヴェルク

公開日 : 2014年12月01日
最終更新 :
筆者 : 冠 ゆき

 No.46でお知らせしたように、昨日から待降節に入ったフランス。この季節にふさわしい展覧会が、11/29よりリール郊外シュテンヴェルクSteenwerckで開かれています。

 それは、世界中から集められたクレッシュ(イエズス生誕を祝う聖家族像)の展覧会です。クレッシュは、待降節に入ると、教会や各家庭に飾られるものです。25日までは、イエズス像なしで飾り、25日を迎えると、イエズス像を加え、その生誕を祝うものです。

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 始まりは、二人の収集家のコレクションを合わせたクレッシュ80組でしたが、年々その数は増え、他の収集家の協力も得て、20年目を迎える今年は、なんと600のクレッシュが集まりました。

そのうちいくつかを写真でご紹介しましょう。

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蠟で作られたクレッシュ

 一つ一つに物語があり、作った人の信心が籠められています。

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ルワンダのクレッシュ

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ボリヴィアのクレッシュ

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ロシアのクレッシュ

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グリーンランドのクレッシュ

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チリのクレッシュ

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牛の角で作ったアルゼンチンのクレッシュ

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マリのクレッシュ

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ラード(!!)で作ったクレッシュ

場所:聖ジャンバティスト教会

期間:11/29-12/14

時間:週日:14:00-17:00、土曜:14:00-18:00、日曜:14:00-19:00

入場無料

行き方:リルフランドルLille Flandres駅からシュテンヴェルクSteenwerck駅まで、フランス国鉄で約20分。

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シュテンベルグ、聖ジャンバティスト教会

筆者

フランス特派員

冠 ゆき

1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。

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