No.126 「パリで一番美味しいバゲット2015」グランプリに輝いたのは...?
フランスといえば××。の「××」に当てはまるものを5人に考えさせたら、きっと一人は「バゲット!」と答えることでしょう。
日本ではフランスパンと呼ばれることもあるほど、フランス独自のものとして認識されています。
そのバゲット、実は、毎年パリで一番おいしいものを選ぶコンクールがあります。1994年に始まったこのコンクール。2015年最良のバゲットは、先週3月26日、選ばれました。
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見事グランプリを勝ち取ったのは、パリ18区のGrenier à Pain(グルニエ・ア・パン)。実は、2010年にも受賞したパン屋です。住所は38, rue des Abbesses。
セネガル出身のパン職人ボディアン氏は、4000ユーロを獲得しただけでなく、これから一年間大統領府エリゼ宮にバゲットを納める栄誉を得ました。
ちなみに去年のグランプリは、14区のAux délices du palais(オ・デリス・デュ・パレ)でした。
今回コンクールにエントリーしたのは231のバゲット。出品できるバゲットの条件は、長さが55-65センチメートル。重さが250-300グラム。小麦粉1キロにつき18グラムの塩。これを15人に審査員が賞味し、焼き具合、味、匂い、パンの柔らかい部分、見た目などを採点して決めたそうです。
グランプリ以外の上位10人は次の通り。
13区のSami Bouattour(住所:193 rue de Tolbiac)。
16区のHure(住所:150 avenue Victor Hugo)。
14区のChristian Vabretと Philippe Samoes(住所:30 rue d'Alésia)
11区のJacky Renouf (住所:249 boulevard Voltaire)
16区のRégis Chevant (住所:152 avenue de Versailles)
3区のCharles-Didier Tchouassi (住所:63 rue de Turbigo)
17区のJean-José Philippe (住所:25 avenue de Saint-Ouen)
7区のLes Gourmandises d'Eiffel (住所:187 rue de Grenelle)
7区のAbdallah Mourag (住所:85 rue Saint-Dominique)
16区のGuillaume Delcourt (住所:100 rue Boileau)。
ご存知のパン屋はありましたか?
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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