No.190夏の間は歩行者天国:フランス・リール旧市街
フランス北の端ノール県の県庁所在地リールの旧市街は、狭い入り組んだ道沿いに、おしゃれな雑貨店や美味しいお菓子の店、食器店に地図専門店、お茶専門店、高級ブランドの店、洒落た家具の店などが、軒を連ねる界隈です。
Vieux Lille(ヴューリル):リール旧市街
レストランやカフェ、バーも多く、土曜ともなれば、地元の人に観光客も加わり、多くの人出が見られます。
それにもかかわらず、旧市街の狭い路地も、大抵は車の乗り入れが出来ることになっていて、車で間違えて迷い込んでしまおうものなら、にっちもさっちも行かず立ち往生するのは必至。
歩行者にとっても、狭い歩道では、人と行き交うのも難しく、つい石畳の車道に降りてしまいますが、そうなると、車やバイクが通って危ないことになります。
モネ通りの菓子店
そのうち、車の乗り入れは禁止になるんじゃないのかなぁ、と勝手に思っているのですが、店の搬入や、住人のことを考えると、そう簡単に決められることでもないのでしょう。
そのVieux Lille(ヴューリル)と呼ばれる旧市街のメイン通りのひとつがrue de la Monnaie(モネ通り)。そのモネ通り(rue comtesseとplace du Concertの間)とrue de Gand(ガン通り)、place du Concert(コンセール広場)が、夏の間歩行者天国となっています。
モネ通り
期間は6月19日から9月4日まで。火曜日から土曜日の19時から0時まで。
この機会にぜひ夏の明るい夜のそぞろ歩きをお楽しみください。
なお、18時以降は、ガン通りもモネ通りも駐車禁止となりますので、車でおいでの方はご注意ください。
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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