No.224太陽が沈んで300年:Le roi est mort, vive le roi!
今からちょうど300年前、1715年9月1日朝8時5分、ブルボン朝のフランス王ルイ14世が亡くなりました。
ルイ14世は、王朝の最盛期を築き、太陽王とも呼ばれたことで有名です。
ヴェルサイユ宮殿「鏡の間」の鏡が作られた工房跡
旅いさらなどでも紹介しましたが、今年は、ヴェルサイユをはじめとして、ルイ14世崩御300年を記念するイヴェントが数多く開かれています。
2015年10月26日から2016年2月21日までは、その名も『王は死んだ(Le roi est mort!)』と題された展覧会が、ヴェルサイユ宮殿で開かれる予定です。
この展覧会は、ヨーロッパ王の死と、それにまつわる伝統や儀式、喪の服し方、墓や国葬に光を当てており、珍しい構想による興味深い内容が期待できます。
展覧会を前にして、ヴェルサイユ宮殿では、『大いなる王の小さな日誌(Le petit journal du grand roi)』をサイト上に準備。ルイ14世崩御にまつわる逸話や事物の写真を見ることができます。
遠いようで案外近い300年前。ちょっと振り返ってみたくなりませんか。
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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