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オーストラリア/タウンズビル特派員ブログ ポップ 登美子

オーストラリア・タウンズビル特派員が現地からオセアニア地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2016年4月21日

野生のワニと共生しなくてはいけない国、オーストラリア・クイーンズランド州


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野生のワニと共生しなくてはいけない国、オーストラリア・クイーンズランド州

野生のワニと共生しなくてはいけない国、オーストラリア・クイーンズランド州

クイーンズランド州の最北端Cape YorkからGladstone市までが、クロコダイルが生息する地域です。

「ワニについての10個の都市伝説」(myth)が、興味深い記事が地元の新聞に載っていましたので、抜粋してお伝えします。

1. オーストラリアには1種類のクロコダイル(ワニ)しかいない。
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http://ntnews.com.au


実はオーストラリアには、2種類のクロコダイルがいます。淡水に住むクロコダイルと、海水に住むクロコダイルです。

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2. クロコダイルは赤ん坊の世話をしない。

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母親クロコダイルは卵や生まれたばかりのクロコダイルを守るため、大変凶暴です。母親は、40から70個の卵を腐葉土の中に産みます。そしてクロコダイル、大トカゲ、野生の豚、人間など、肉食動物から赤ん坊を守ります。


3.クロコダイルは、恐竜科の生き物ではない。

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クロコダイルは何百万年も間、仕様の肉食動物として、その時代を支配していました。恐竜が登場する前から、地球上を徘徊していた有史時代の先祖は、大陸分断期や氷河期を生き残りました。


4.クロコダイルは川にしかいない。
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クロコダイルは、どこでも発見されています。グレート・バリアリーフやトーレス・ストレイト諸島のビーチで人間を襲った例もあります。淡水のラグーン、川、沼地など、浜辺から数百キロ離れた地域、ケアンズやタウンズビルなどの都市部でも発見されています。

この記事を書いている4月20日付の地元の新聞で、「4メートルのクロコダイルが、市内の中心を流れるロス川にて発見された。その後、マグネティック・アイランド方向に泳いでいくのが目撃された。」と記事に載っていました。


2015年の1年間だけで、クイーズランド州全体では、123回の目撃情報が寄せられています。タウンズビル市内では、少なくとも3回、クロコダイルの生息が確認されています。The Lakes, Ross River, That Strand の3箇所です。
こんな事を書いたら、グレートバリアリーフや、タウンズビル市に遊びに来る人が減ってしまうかもしれませんね。

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でもクロコダイルに襲われる事件が起きるのは、年に1、2件です。
ほとんどの人が平和に暮らしていますので、安心してくださいね。

5.クロコダイルは水中では口を開けないので、人を襲ってこない。
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左の写真は、ノーザンテリトリーのアデレードリバーにて観光客向けのボートで、発見されたクロコダイルです。

クロコダイルは口の奥に口蓋弁があり、水中ではそれを閉じることができます。そのため、口の中が水でいっぱいにせずに、獲物を水中から襲うことができます。それでも少しは水を飲むため、攻撃時には、浅い水辺か陸上にいる必要があります。


⒍ クロコダイルは、時速60キロで泳ぐことができる。

クロコダイルの水中での平均スピードは、時速10キロから15キロです。時速24キロから29キロの速さで泳ぐこともできます。人間の遊泳時速は平均3.2キロです。

⒎キャンプ・ファイヤーがあれば、川の側でキャンプしても安全である。
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これを裏付ける科学的根拠はありません。キャンプする際は、必ず50メートル以上、水辺から離れた場所にテントを、設置してください。

オーストラリア人(オージー)は本当にキャンプが大好きです。私の住む住宅街では、10軒に3ー4軒のお宅でキャンピングカーや、キャラバンを持っています。自宅を売りキャンピングカーに乗ってオーストラリア放浪の旅に出る「グレイノマド」と呼ばれる老夫婦もたくさんいます。


⒏クロコダイルはボートのエンジン音を怖がるので、水上でも安心である。
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クロコダイルは非常に音と振動に敏感なので、ボートが進水していたら、攻撃する可能性が高いです。

夫はタウンズビル市に引っ越して来てからは、カヤックで海や川に行くのを怖がっています。
「クロコダイルの餌になりたくない」が口癖です。それもそのはず、我が家の近くの海岸で、ボートでフィッシングをしていた男性がクロコダイルに襲われる、という事件が起きたからです。


9.短い時間だったら、クロコダイルの生息地域で泳いでいても安全である。

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クロコダイルが獲物を襲うのに、1秒もかかりません。

ちなみに、左の写真はSalt water Crocodileではなく、freshwater crocodile淡水ワニなので、安心です。

ただし、棒でつついたり、背中の上に乗っかろうとした観光客は、返り討ちに遭いました。


それゆえ、ケアンズ市民やタウンズビル市民で、海や川で泳ぐ人はほとんどいません。遊泳ネットが張ってあり、サーフライフ・セイバー(水中監視員)がいる場所でのみ、泳ぐことができます。

10.もし、クロコダイルに襲われたら、ジグザグに走って逃げれば良い。

クロコダイルは、水中からの「電光石火の一撃」を得意としているので、陸上では獲物をほとんど襲いません。陸上でも時速16キロで走ることができ、ジグザグでも直線でも走れます。


注意書きに
「人間は時速22キロで走れます。」と書いてありましたが、

1時間でそんなに走れる人はオリンピック選手位ですよね。

私は長距離なら、時速10キロでも走れません。

でも、これは短距離の話しでしたね?σ(^_^;)


タウンズビル市に遊びに来る際は、クロコダイルにお気をつけ下さいね。

読んでいただき、ありがとうございました。


出典元: Museum of Tropical Queensland, Queensland Government, Queensland Museum Network, Townsville Bulletin,


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カテゴリー 自然・風景
2016年4月21日
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      タウンズビル特派員
      ポップ 登美子
      札幌市出身。2010年、家族でQLD州へ移住。日本語教師、ブロガー&エッセイスト。日本文化coordinator(生田流箏、草月流華道(師範)書道、着物) オーストラリアの衣食住や不思議な文化などを紹介する 「Go! Go! 豪州(オーストラリア)」 「人生の楽しみ方を知っている!」と豪語する、のん気な夫との生活をコミカルに描いたエッセイブログ 「旦那はオージー」「夫は気楽なオージー」好評連載中
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