フィンランドのクリスマス料理
メリークリスマス!
間が空いてしまいましたが、今回はフィンランドのクリスマス料理をご紹介します。
フィンランドでは、クリスマスといえばまず、大きな豚肉の塊をオーブンで何時間も焼いて作る"Kinkku" (キンック)。私はといえば大きなお肉は苦手なのですが、毎年12kgという大きな豚肉を焼く友達もいます。この塊を写真のように切って、マスタードをつけていただきます。
余談。テーブルセッティングには、サンタのネームプレート。これはフィンランドのものというわけではありませんが、上の子供たちが保育園で作ったサンタが始まりで、毎年クリスマスになると登場します。いいでしょ。
これは、"Laatikko" (ラーティッコ)と呼ばれるキャセロール。にんじん、じゃがいも、最近はさつまいもなどをすりおろし、シナモンなどのスパイスとクリームを混ぜてこれもオーブンの低温でゆっくり焼きます。
"Rosolli"(ロソッリ)という赤ビートのサラダ。ゆでた赤ビートとにんじん、じゃがいも、たまねぎとピクルスのみじん切りが入ったものが伝統的です。
秋に森でつんだきのこを使ったサラダも典型的なクリスマス料理。
コールドスモークサーモン。このサーモンは、主人の妹の旦那さんの知り合いが2日間かけてじっくり燻製にしたもの。
そして、我が家のクリスマスにはお寿司も欠かせません。ティーンエージャーの子供たちはいなりずしが好きで、リクエストに応えて作ります。
今年のデザートは、ジンジャーブレッドクッキーのケーキ。おいしい締め、でした。
フィンランドではクリスマスは日本のお正月のような家族行事で、家族・親族などが集まって一緒に食事をします。家では、おばあちゃんはKinkku、私はすし、家の娘たちがLaatikko、主人の妹夫妻はサラダとワイン、などなど、料理を分担して持ち寄ることにしています。
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