フィンランドのクリスマス料理

公開日 : 2015年12月25日
最終更新 :
筆者 : 林 恵美

メリークリスマス!

間が空いてしまいましたが、今回はフィンランドのクリスマス料理をご紹介します。

joulu5.jpg

フィンランドでは、クリスマスといえばまず、大きな豚肉の塊をオーブンで何時間も焼いて作る"Kinkku" (キンック)。私はといえば大きなお肉は苦手なのですが、毎年12kgという大きな豚肉を焼く友達もいます。この塊を写真のように切って、マスタードをつけていただきます。

joulu3.jpg

余談。テーブルセッティングには、サンタのネームプレート。これはフィンランドのものというわけではありませんが、上の子供たちが保育園で作ったサンタが始まりで、毎年クリスマスになると登場します。いいでしょ。

joulu6.jpg

これは、"Laatikko" (ラーティッコ)と呼ばれるキャセロール。にんじん、じゃがいも、最近はさつまいもなどをすりおろし、シナモンなどのスパイスとクリームを混ぜてこれもオーブンの低温でゆっくり焼きます。

joulu1.jpg

"Rosolli"(ロソッリ)という赤ビートのサラダ。ゆでた赤ビートとにんじん、じゃがいも、たまねぎとピクルスのみじん切りが入ったものが伝統的です。

joulu2.jpg

秋に森でつんだきのこを使ったサラダも典型的なクリスマス料理。

joulu4.jpg

コールドスモークサーモン。このサーモンは、主人の妹の旦那さんの知り合いが2日間かけてじっくり燻製にしたもの。

joulu7.jpg

そして、我が家のクリスマスにはお寿司も欠かせません。ティーンエージャーの子供たちはいなりずしが好きで、リクエストに応えて作ります。

joulu8.jpg

今年のデザートは、ジンジャーブレッドクッキーのケーキ。おいしい締め、でした。

フィンランドではクリスマスは日本のお正月のような家族行事で、家族・親族などが集まって一緒に食事をします。家では、おばあちゃんはKinkku、私はすし、家の娘たちがLaatikko、主人の妹夫妻はサラダとワイン、などなど、料理を分担して持ち寄ることにしています。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。