11月11日はMartinstag(聖マルティンの日)です

公開日 : 2014年11月12日
最終更新 :
筆者 : Obi

ゼアブス!

11月11日はMartinstag(聖マルティンの日)というキリスト教の祝日でした。

この日はガチョウを食べる習慣があり、レストランでもガチョウ料理のメニューが提供されます。

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これはガチョウのローストとじゃがいものダンプリング。

多くの人がMartinstagを控えた週末はガチョウ料理を注文していました。

今回の祝日はいつものように教会でお祈りするだけでなく、町のお祭りでもあり当日は朝から多くの屋台も並び、お菓子やおもちゃのお店は子ども達に大人気。

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そしてこれらの屋台も閉まり、町中が静まりかえる夕方にはランタンを持った子ども達が教会まで行進します。

子ども達の楽しみはここで配られるお菓子。ハロウィンにも似ていますがハロウィンのように家々を回ってお菓子を貰うというわけではありません。

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この日のために幼稚園で制作したランタンを持って歩きます。

その子ども達を先導するのは祝日の名前にもなっているSt.Martin。

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彼がローマ将校だった頃に物乞いに自分のマントを引き裂いて与えたというエピソードからMartinに扮する人は鎧を着て真っ赤なマントを羽織り子ども達が教会に入るのを見届けます。

冒頭で書いたMartinstagにガチョウ料理を食べるのはこのMartinが司教の座を勧められたものの、本人は就く気はなく見つかるまでガチョウの小屋に隠れていたとか、Martinの説教中にガチョウが騒いで邪魔をしたため焼いたという逸話があるそうです。

そんなお話よりも子ども達にとっては"お菓子が貰える楽しい日"でしかないようですが...・笑

さて、このMartinstagは冬の始まりでもありいよいよクリスマスの本格的な準備に突入!

今月中旬からは各地でクリスマスマーケットも開かれます。

ちなみにインスブルックのクリスマスマーケットは今月15日から。

オーストリアでのクリスマスの過ごし方やインスブルックのクリスマスマーケットなど、ブログでも詳しく紹介していく予定です!

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