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スペイン/バレンシア特派員ブログ 田川 敬子

スペイン・バレンシア特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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バレンシアの町もすっかりクリスマス色に染まりました。スペインのクリスマス期間は1月6日の公現祭の祝日まで。年末年始の海外旅行でいらっしゃる方も、クリスマスムードを味わえます。今年は7日が日曜日なので、この日までのところもありそうです。


では、どこに行けばいいの? ということで、バレンシアのクリスマスシーンをスポットごとにお届けします。


第1回にあたる今日は、レイーナ広場です。大聖堂の入り口に面したレイーナ広場は、観光の中心地。広場の周りにはバルやレストランが並び、観光バスや馬車の発着所や市バスの停留所、タクシー乗り場もあります。バレンシア観光に来る方なら、一度は通る場所ではないでしょうか?


レイーナ広場の中心には、きらきらと輝くクリスマスツリーがお目見えました。


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また、キリストの生誕を知り、東方の三賢王がお祝いにきたシーンの等身大‟ベレン”が飾られています。キリストが生まれたシーンや三賢王の礼拝のシーンを人形で再現するベレンは、スペインの伝統的なクリスマスデコレーションです。


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大聖堂脇では、恒例の工芸品市場が。今年は27のお店が出て、アクセサリーや陶器、ハチミツなどを売っています。市場の営業時間は、10:30~14:00、16:30~21:00。但し、12月31日は午前中のみ、1月5日は24:00まで営業するとのことです。


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レイーナ広場に直結してるラ・パス通りやサン・ビデンテ・マルティル通りのイルミネーションもきれいです。


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レイーナ広場周辺にはチュロスとホットチョコレートが食べられるお店もあるので、寒い夜の散歩の途中にいかがですか? 広場に面してる老舗チョコレート店VALORは特に人気で、時間帯によっては行列ができています。


去年までは大聖堂内にもベレンが飾られるのですが、7日の時点ではまだ飾られていませんでした。今年はないのかしら・・・?


Plaza de la Reina(レイーナ広場)
地図:https://goo.gl/maps/5vBm7WvgVuD2


2017年12月11日



もうすぐクリスマスですね。バレンシアの旧市街もあちこちでイルミネーションがまたたき、大勢の人で賑わっています。


スペインにはクリスマスケーキを食べる習慣はなく、クリスマスを代表するお菓子はトゥロンとポルボロンです。ポルボロンはセビージャ県エステパが生産地として有名ですが、トゥロンはアリカンテ県のヒホーナ。


旧市街のサンタ・カタリナの塔の傍らには、ヒホーナで16世紀と同じレシピで作られているトゥロンを売る、創業1890年のお店Turrones Ramos(トゥロネス・ラモス)があります。


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トゥロンはアーモンドとハチミツ、砂糖、卵白が原料の板状のお菓子で、アーモンドの粒が丸ごと入ったカチカチに固いタイプ(トゥロン・ドゥロ、またはトゥロン・デ・アリカンテ)とアーモンドを挽いた柔らかなタイプ(トゥロン・ブランド、またはトゥロン・デ・ヒホーナ)が主流。ほかにも卵黄を使ったもの、ココナツを使ったものなどがあります。ここのトゥロンには、アーモンドの中でも特に良質なマルコナ種を使っているとのこと。


Turrones Ramosでは、各種トゥロンのほかにもヒホーナでつくられるクリスマス菓子をいろいろと取り扱っています。日本へのお土産に、スペインの伝統的なクリスマス菓子はいかがでしょうか?


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Turrones RAMOS
所在地:Calle Sombrería 11, Valencia
地図:https://goo.gl/maps/98m2ccgE6Qx
WEB:www.turonesramos.es
営業時間:10:00~14:00、17:00~20:00(日祝定休、土曜は午前のみ)
12月1日から1月5日までは12月25日と1月1日を除き、9:00~15:00、16:00~21:00



2017年12月 9日



前回に引き続き、バレンシアの見どころをご紹介いたします。


バレンシアの守護聖母が鎮座する聖母聖堂


スペインは各地に守護聖人や守護聖母がいますが、バレンシアの守護聖母はデサンパラードスのマリア様。この黒髪ですっきりしたお顔立ちのマリア様は、聖母広場に面する聖母聖堂におさめられています。17世紀半ば過ぎに建てられた聖堂は、天井画に見応えがあります。聖堂が閉まっている時もマリア様の顔が見えるようにと、マリア像正面のドアは一部がガラスになっていることからも、バレンシアの人々に愛されていることがわかります。宗教心から子供に命名していた時代は、マリア・デサンパラードスという名前を女の子につける親も多くいました。聖堂へは無料で入場できますが、頻繁にミサを執り行っています。信仰の場ですので、ミサの有無に関わらず、信仰目的で来ている方々のご迷惑にならないよう心掛けたいですね。


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<聖母広場。左が聖母聖堂、中央が大聖堂>


Real Basílica De Nuestra Señora De Los Desamparados
所在地:Plaza de la Virgen s/n, Valencia
地図:https://goo.gl/maps/tq7gJeT2PWT2
見学時間:7:00~14:00、16:30~21:00
入場料:なし
WEB:http://www.basilicadesamparados.org


長い修復期間を経て、昨年から公開をスタートしたサン・ニコラス教会


昨年はじめに修復を終えて公開がはじまったサン・ニコラス教会は、バレンシアの新しい観光スポットです。小さな教会ながら、バロック様式のフレスコ画の素晴らしさは一見の価値があります。このフレスコ画は全長およそ200メートル。3年間もの歳月を修復に要したことで、19世紀以降ほかの絵で覆われていた17世紀のフレスコ画は再び私たちの前に姿を現しました。ぜひ足をお運びください。


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La Iglesia Parroquial de San Nicolás y San Pedro Mártir
所在地:Calle Caballeros 35, Valencia
地図:https://goo.gl/maps/GXh35DGKFW72
見学時間:10月から6月 火~金10:30~19:30(土曜は18:30まで)、日祝13:00~19:00
7月から9月 火~金10:30~21:00(土曜は19:30まで)、日祝11:30~21:00
入場料:5ユーロ
WEB:https://goo.gl/maps/GXh35DGKFW72


陶器の歴史と貴族の暮らしが楽しめる陶器美術館


バレンシアは中世から陶器産業が盛んで、パテルナ、マニセス、アルコラが三大産地として知られています。この美術館では、年代ごとに順を追って陶器が展示されているので、段々と色彩が豊かになり、質も良くなっていく様子がよくわかります。20世紀のコーナーには陶器をふんだんに使ったバレンシア風キッチンとピカソの作品も展示されているのでお見逃しなく。そして、ここのお楽しみはもうひとつ。2階には、この建物が貴族のお屋敷だった頃の様子が再現されているのです。調度品のひとつひとつがアート。こんな暮らしをしていたのか~とため息が出ます。


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<大理石に彫刻がほどこされたチュリゲラ様式の正門は見てのお楽しみに>


Museo Nacional de Cerámica y de las Artes Suntuarias
所在地:Calle Poeta Querol 2, Valencia
地図:https://goo.gl/maps/ChxvScf8SNJ2
見学時間:月曜休館。10:00~14:00、16:00~20:00(日祝午後、毎週月曜、1/1、5/1、12/24、25、31、ほか年間2日休館。)
入場料:3ユーロ
WEB:https://www.mecd.gob.es/mnceramica/home.html


そのほかには、欧州で最も大きな水族館がある近未来的な白い建造物が並ぶ芸術科学都市、何キロも砂浜が続くマルバロサ・ビーチ、今年100周年を迎えたモデルズム建築のかわいらしい鉄道駅など、見どころはいろいろ。また、バレンシアは温暖で過ごしやすい気候やマドリーやバルセロナに比べた物価の安さや治安の良さも魅力です。町もコンパクトで歩きやすいので、スペインにお越しの際にはぜひお立ち寄りください!!


2017年12月 7日
2017年11月30日
2017年11月28日
2017年11月18日
2017年11月 2日
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  • 特派員プロフィール
  • バレンシア特派員

    バレンシア特派員
    田川 敬子
    東京生まれの東京育ち。初めてスペインを訪れた時にピピピときて、ここに住むぞ!と決意。6年後の2002年に念願かなってバレンシアの日系企業に就職する。その後地元企業勤務を経て現在は育児を優先しつつ、通訳、翻訳、ガイド、ガイドブック等の仕事をちょこちょこと。バレンシア語が話される郊外の田舎町旧城下町在住。連絡先はコチラです。 DISQUS ID @disqus_Y6CeolLjuu

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