ちょっと変わったフィデワ(麺パエリア)を食べました
パエリア鍋で作るフィデワ(麺パエリア)もバレンシアの郷土料理で、特に海沿いのガンディアという
町が有名です。フィデワといえばたいていは魚介類なのですが、このところ立て続けにちょっと
変わり種のフィデワを食べました。
まずはこれ。
鴨とアーティチョーク、玉ねぎの一種を使ったフィデワです。鴨の出汁がきいていておいしかったです。
お次はこれ。
店内が暗かったのでちょっと色が悪いのですが、贅沢なキノコとフォアグラのフィデワです。
薄切りのフォアグラは、全体を混ぜることによって溶けていきます。お味はもちろん濃厚で、
赤ワインによく合います。ただ、あまり量は食べれないかな。このフィデワは、バレンシア郊外にある
Canela y Clavoというレストランの自慢のメニュー。オーナーシェフが考案したそうです。
パエリア同様、具は魚介類に限らず、野菜、肉類、キノコ類となんでもOKのフィデワ。細いパスタを
使うので、パエリアよりも水加減の調節が簡単です。パエリア鍋がなくてもフライパンで作れるので、
お料理好きな方はぜひお家でもお試しくださいね。大きめのパエリア鍋、もしくはフライパンを使って、
材料を薄めに入れるのがおいしくできるコツです。おこげもおいしい(^^)
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筆者
スペイン特派員
田川 敬子
東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。
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