肉食バレンシア人御用達スペイン版焼肉レストラン
飲食店の移り変わりが早い中、私がバレンシアに来た13年前には既にあったバスク地方とナバーラ地方の
料理を出すAsador 7 de Julioでは、スペイン版の焼肉が食べられます(^^) というのも、牛のTボーン
ステーキ肉(チュレトン・デ・ブエイ/Chuletón de Buey)を頼むと、炭火の入ったコンロがテーブルに
運ばれてきて、そこでお肉をジュージューできちゃうのです。お好きな火加減で焼けたら、粗塩をふって
いただきまーす!!
郊外のショッピングセンター地区にマッサナッサ店があるほか、
お隣のカステジョンとアリカンテにも一店舗ずつ展開しています。
詳しくはお店のHPをどうぞ。私はマニセス店とマッサナッサ店
(今回の写真はここで撮ったものです)にしか行ったことは
ありませんが、両方とも天井が高くかなり広い大型店。
そして大きな黒い樽が壁際に並んでいるのが特徴です。
この中にはシドラ(リンゴ酒)が入っていて、
コースメニューを頼むとセルフサービスで飲み放題!!
シドラ好きにはたまりませんね。
(なのにどの店舗も車がないと少々不便なところにある矛盾^^;)
コースメニューは2人前からの注文で、38.50ユーロのシドレリア(Sidrería)コース、32ユーロの
シエテ・デ・フリオ(7 de Julio)コース、25ユーロのナバーロ(Navarro)コースがあり、どれも前菜、
メイン、デザート、飲み物、パンがつくフルコース。シドレリアかシエテ・デ・フリオを頼むと、
メインにチュレトンの焼肉が選べます。
先日行った際にはシドレリアコースを2人前頼んで、大人2人+子供1人でシェアしましたが、お腹いっぱい。
結構な量があります。大人3人だったらコース2人前にお肉だけ追加でもいいかも。
私はここの前菜にある塩ダラのオムレツが大好きなんです。が、この日はちょっとしょっぱかった上に、
火がしっかり通っていてガッカリ。中がトロリ半熟だととてもおいしいのに。
<シドレリアコースの前菜。これで2人分>
市内からは少々離れていて行きにくい場所にありますが、マニセス店なら地下鉄3番線と5番線の
Rosas駅から徒歩5分少々。バレンシア中心部からタクシーでも10ユーロあまりだと思うので、
ぜひ行ってみてくださいね(地図)。4店舗とも、日曜の夜を除きランチ・ディナー営業をしています。
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筆者
スペイン特派員
田川 敬子
東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。
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