【今月のお題】スペインの一般的な朝食はチュロスなの?
日本では、"チュロスはスペインの代表的な朝ごはん"と紹介されることが多々あり、
それを目にするたびに「違う~」と気になる私です。もちろん朝ごはんのメニューになることも
ありますが、代表的と言えるほどみんな朝食で頻繁に食べるかといえば、そうではありません。
また、地方によっても異なり、バレンシアでは朝ごはんにチュロスを食べようと思ったら
探すのがかなり困難ですね。
さあ、ではどんなものを食べるのか。朝食と昼食の間に軽食(バレンシアではアルムエルソと
呼ばれます)をしっかりと食べる習慣がある国なので、朝は比較的シンプル。クロワッサンや
スペイン風マドレーヌ、ビスケット、最近日本にも上陸したエンサイマーダ等の甘みのあるパン類+
コーヒー、もしくはトースト+コーヒーが一般的です。
バターを塗ったトーストはマイナーで、
バゲット系のパンを切ってトーストし
(※地方によって朝食パンも変わります)、
そこにオリーブオイルをかける食べ方が
基本形。もちろんバターやジャムを
使う人もいますけどね。また、トーストに
すりろしたトマトをかけたり、生ハムを
トッピングすることが多々あります。
カタルーニャ地方なら、熟したトマトを
直接パンにすりつけることも。左は私がよく行くバルの朝食セット。
最初は2ユーロでお釣りがきたのに何度か
値上げがあり、今では3ユーロとお得感が
薄れました^^;
外で食べることも好きで、バルなら
生ハムトーストとミルクたっぷりの
コーヒー、甘い物がほしい朝はベーカリー
カフェでチョコレートクロワッサンに
同じくミルクたっぷりのコーヒーという
パターンが多いですね。
左のパンは、季節限定のカボチャパン。
バレンシアではここ数年でカフェを併設した"イマドキ"のパン屋さんが増え、惣菜パンや菓子パンの種類も
豊かになったので、外で食べる朝食がますます楽しくなりました(^^)
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(7月お題"朝食")
筆者
スペイン特派員
田川 敬子
東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。
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