【今月のお題】スペインの一般的な朝食はチュロスなの?

公開日 : 2015年07月20日
最終更新 :

日本では、"チュロスはスペインの代表的な朝ごはん"と紹介されることが多々あり、

それを目にするたびに「違う~」と気になる私です。もちろん朝ごはんのメニューになることも

ありますが、代表的と言えるほどみんな朝食で頻繁に食べるかといえば、そうではありません。

また、地方によっても異なり、バレンシアでは朝ごはんにチュロスを食べようと思ったら

探すのがかなり困難ですね。

さあ、ではどんなものを食べるのか。朝食と昼食の間に軽食(バレンシアではアルムエルソと

呼ばれます)をしっかりと食べる習慣がある国なので、朝は比較的シンプル。クロワッサンや

スペイン風マドレーヌ、ビスケット、最近日本にも上陸したエンサイマーダ等の甘みのあるパン類+

コーヒー、もしくはトースト+コーヒーが一般的です。

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バターを塗ったトーストはマイナーで、

バゲット系のパンを切ってトーストし

(※地方によって朝食パンも変わります)、

そこにオリーブオイルをかける食べ方が

基本形。もちろんバターやジャムを

使う人もいますけどね。また、トーストに

すりろしたトマトをかけたり、生ハムを

トッピングすることが多々あります。

カタルーニャ地方なら、熟したトマトを

直接パンにすりつけることも。左は私がよく行くバルの朝食セット。

最初は2ユーロでお釣りがきたのに何度か

値上げがあり、今では3ユーロとお得感が

薄れました^^;

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外で食べることも好きで、バルなら

生ハムトーストとミルクたっぷりの

コーヒー、甘い物がほしい朝はベーカリー

カフェでチョコレートクロワッサンに

同じくミルクたっぷりのコーヒーという

パターンが多いですね。

左のパンは、季節限定のカボチャパン。

バレンシアではここ数年でカフェを併設した"イマドキ"のパン屋さんが増え、惣菜パンや菓子パンの種類も

豊かになったので、外で食べる朝食がますます楽しくなりました(^^)

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(7月お題"朝食")

筆者

スペイン特派員

田川 敬子

東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。

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