野を彩る真っ赤なアマポーラの花
前回は藤色の花が美しいジャカランダをご紹介しましたが、今回はアマポーラ。
ヨーロッパ原産のケシ科の一年草で、日本ではひなげしや虞美人草と呼ばれています。
スペイン内陸部の春を彩る花として多くの人に愛されており、
スペインからアメリカに移住した作曲家のホセ・ラカジェが1900年代前半につくった曲に
スペイン語や英語の歌詞がつけられ、今も歌われています。
調べてみたら、日本では戦前に淡谷のり子が、その後は沢田研二も歌ったのだとか!
実はスペインに住んで15年が過ぎましたが、今年ほどアマポーラを目にした年はありませんでした。
私の住む町の山、バレンシアのトスカーナと呼ばれるワイン産地、アリカンテ北部マリオラ山脈周辺、
レケーナのワイナリー、そしてつい先日車でバレンシアからアルマグロを往復した際の道中と
何度もあの可憐な姿を目にしました。特にアルバセテ県を横断する高速道路沿いでは、
一面真っ赤に群生するアマポーラを何度か見かけて感動!
さすがに高速道路で車を停めるわけにはいかず、写真を撮れなかったことが残念です。
<レケーナのブドウ畑>
<フォンタナレス村近くの野原>
4月から5月にかけてスペイン内陸部を旅行される方は、移動中にどこかで目にするかもしれません。
お楽しみに(^_-)-☆
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筆者
スペイン特派員
田川 敬子
東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。
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