バレンシアでもっともアバンギャルドなレストランSAMSHA

公開日 : 2017年07月24日
最終更新 :

Víctor Rodrigo Alors(ビクトル・ロドリゴ・アロルス)は、バレンシア北部カステジョン出身の若き料理人。

2012年には料理人大賞を受賞しています。そんなビクトルが、以前から切り盛りしていたレストランSAMSHAを

改装し、スペインでも有数のアバンギャルドな店に変身させました。先日行った夜のコースを例にお話ししましょう。

まず、入店するとすぐにあるコージーなソファ席でアペリティブタイム。ビクトル自らが各テーブルに料理を運び、

食べ方を説明してくれます。どれも創作性抜群!!

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<右はまさにビクトルの魔術(笑)。このほかにもう2種ありました>

アペリティブタイムが終わると、奥の部屋に案内されます。

日本の鉄板焼きレストランを彷彿させるカウンター席で、正面奥にはスクリーンがあり、

ブルーやピンク、パープルの照明にイマドキのクラブ風の音楽。これから何が始まるのかウキウキします。

前菜、メイン、デザートとここで頂くのですが、食器は使いません。

ビクトルは、このカウンター風のテーブルをまるでキャンバスのように使い、

その上にアーティスティックな料理を提供していくのです。

カウンターでは時に炎がメラメラしたり、アイススモークがモクモクしたり。

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<森がテーマだった前菜。手で食べます>

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<ボールはチョコレートでできていて、ハンマーで割って食べます>

こちらのサイトの右上にあるLA EXPERIENCIA COMPLETAをクリックすると、

動画で様子を見ることができます。

デザートまでをここで終えると再びソファ席に移り、コーヒータイム。その後は食後酒を楽しむ人も。

入店からコーヒーが終わるまでにだいたい3時間半はかかります。料金は1人85ユーロでした。

ものすごくおいしい料理というわけではありませんが(苦笑)、かなりレアな体験ができます。

面白いです。あくまでもエンターテイメントとして行くことをオススメします。

人数制限があるのと、その日のゲストはすべて同じ時間に入店となることにご注意くださいね。

SAMSHA

住所: Plaza Periodista Ros Belda 4, Valencia

電話: 96-389-1902

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筆者

スペイン特派員

田川 敬子

東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。

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