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カナダ/バンクーバー特派員ブログ 松江 ひで

カナダ・バンクーバー特派員が現地から北米地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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2016年の冬にトイプードルの女の子「Miso(写真下)」を授かり、そのおかげでバンクーバーのペット事情に少し詳しくなったのでここで紹介します。

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ペットショップでの生体販売禁止


バンクーバーでは2017年、無駄な繁殖や不適正飼育による虐待を防ぐことを目的に、犬・猫・ウサギの店頭での販売禁止が正式に確定したため、ペットショップでガラスケースに入った子犬や子猫を見ることはなくなりました。例外として、一部の店で保護された動物を里親探しとして置いている場合はあります。
ちなみに、リッチモンドやノースバンクーバー、ニューウェストミンスター、デルタなどの他市ではもっと前に同条例が確定しています。

これにより、いくつかのペットショップは閉店となり、残っているペットショップでは魚類、鳥類、その他小動物、ペット用品/フード、グルーミングなどのサービスを販売することで運営を継続しています。

犬・猫・ウサギなどの動物を家族の一員として迎え入れたい場合は、下記などの手段を検討することになります。


【1】ブリーダーから購入
犬、猫、ウサギなど特定の動物を専門に扱うブリーダーを探します。
ブリーダーに直接行って引き取るか、遠い場合は飛行機に乗せて送ってもらうのが一般的です。

血統の登録などを行う下記団体/機関のサイトから登録された優良ブリーダーを検索することが可能です。

- Canadian Kennel Club (犬専用)
https://www.ckc.ca

- Canadian Cat Association(猫専用)
https://www.cca-afc.com


【2】保護された動物の引き受け
カナダ国内はもちろん、国外の動物保護団体/機関、里親探しを斡旋する業者から引き取ります。BC州の場合は、下記などがあります。

- BCSPCA(動物保護機関)
https://adopt.spca.bc.ca

- Petfinder
https://www.petfinder.com

- Vancouver Orphan Kitten Rescue Association (猫専用)
http://www.orphankittenrescue.com


【3】インターネットのコミュニティサイトを利用し個人取引
下記などのコミュニティサイトを利用し、里親探しを募っている人を探し取引することが可能です。
悪徳業者による詐欺などもあるので利用には注意が必要です。

- Craigslist
https://vancouver.craigslist.ca

- Kijiji
https://www.kijiji.ca

- BuySellCommunity
http://www.buysellcommunity.com

犬の住民登録

バンクーバーでは迷子防止などを目的に、生後3ヶ月以上の犬には住民登録(ライセンスの取得)が義務付けています。登録すると番号の記載されたタグを渡されるので、散歩に連れて行くときなどは首輪などに付けておくようにします。金額は年間 $43。市によって金額やルールは多少異なります。

City of Vancouver : Buy or manage a dog licence

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※ライセンスを付けていないことが見つかると罰金を課せられることがあります。

ペットの食事

バンクーバーは健康に気を使う人が多く、それに伴い無農薬、無添加、Non-GMO 食品などを多く扱う高品質系のスーパーがたくさんあります。病気の3大要因が「ストレス、食事、薬(服用/ワクチン含)」と言われることから、そういう人たちは当然自分のペットに与える食事にも気を遣います。

まずペット用の健康食品として代表的なものとしては、生肉(Raw Food)が挙げられます。
バンクーバー周辺にはペット用の生肉を販売するペットショップが多数存在し、牛、豚、イノシシ、羊、鶏、バッファロー、魚類の肉、骨、内臓などバラエティに富んだ部位が冷凍されて売られています。通常のスーパーでペット用の生肉が販売されていることもあります(写真左は Whole Foods @ Cambie street)。

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また、それらの商品のほとんどはBC州もしくはカナダ国内の製造工場(または直農)からのもので、Free Range(放し飼い)、Non-medicated(抗生物質やホルモン剤など無し)と主張するほどの徹底ぶり。要するに一般的なスーパーやレストランで扱う人間用の肉よりもペット用の肉の方が高品質だということになります。

<BC州/カナダ国内のペット向け生肉製造会社一覧>
Carnivora
3P Naturals
irRAWsistible Pet Foods
K-9 Choice Foods
Legacy pet foods
Red Dog Blue Kat
Bold Raw
Club Canine
BC’s Best
Natural Instincts Pet Products

<バンクーバーのお勧めの販売店>
True Carnivores (Kerrisdaleエリア)
Moonlight Dog Cafe (ダウンタウン)

ちなみに、うちの Misoは、生後3ヶ月ごろから生肉食(Raw food Diet)に移行しました。
最初の数ヵ月は下痢が続くなど大変でしたが、2~3ヵ月後には安定し立派な肉食系女子に育ちました。今では臭いが超強烈な羊や牛の胃袋が大好物で1日2食の内1食はコレ。草食動物の胃袋は野菜と同様の栄養がたっぷりだそうです。

まとめ

上記だけ見てもバンクーバーは動物愛護の精神が非常に強いことが分かります。 他にも、ペット用のデイケアやペット・シッター、しつけ教室やグルーミング、クリニックなどのサービスが充実していて、さらにカナダの航空会社に限っては小型犬であれば飛行機に一緒に乗車できるなど、人間に限らず動物にとってもとても住みやすい都市/国と言えるのかもしれません。
2018年3月 1日

バンクーバーから車で約30~40分、デルタ市内のフェリー・ターミナルがある Tsawwassen(ツワッセン) に 10月5日、新たに巨大ショッピング(アウトレット)・モール「Tsawwassen Mills」がオープンしました。

Tsawwassen Mills Outlet Shopping Mall

去年の7月には空港近くに初のデザイナー・アウトレット「McArthurGlen」がオープンし話題になったばかり。物価高騰に伴い住みよいとは言えなくなっているバンクーバーではありますが、代わりにどんどん便利になってきています。ちなみに前回の空港のモールは、雨の多いバンクーバーなのになぜか屋外モールでしたが、今回は完全屋内モール。

ちなみに今回建設を手掛けた Ivanhoé Cambridge という不動産会社は、カナダ国内外の多数ショッピングモールを所有、または運営をしていて、Oakridge Centre、Metropolis、Guildford Town Centre などもそれらに含まれます。


モールは1階建てで通路は8の字のようになっていてとてもシンプル。店舗数は約200近くなので Richmond Centre とほぼ同じ。モールの広さは Oakridge Centre の2倍ほど。代表的な店舗/ブランドとしては、Aritzia、Bench、Republic、Calvin Klein、Forever 21、Gap、GUESS、H&M、lululemon、Michael Kors、Old Navy、Roots、Victoria’s Secret(近日) などなど。

Tsawwassen Mills Outlet Shopping MallTsawwassen Mills Outlet Shopping MallTsawwassen Mills Outlet Shopping Mall
Tsawwassen Mills Outlet Shopping MallTsawwassen Mills Outlet Shopping MallTsawwassen Mills Outlet Shopping Mall

オープン直後の連休初日の土曜日は、5万人という想定以上の来客があったようで、昼過ぎには渋滞はピークになり高速道路まで長い車の列ができ、そして帰りは駐車場から出るのに最長で4時間以上かかった人もいたそうです。

そんなニュースを見ていたため、行くのをためらってしまっていたのですが、朝早くならマシだろうと信じて、次の日の日曜日の朝 11時くらいに行ってみることに。結果、思ったより道も空いていて、駐車場のスポットもたくさん空いていてスムーズに駐車場に車を停めることができました。しかし、昼過ぎころから徐々に人が増えはじめ、最終的にモール内にはすごい混雑となっていました。
(写真左:到着直後 / 写真右:昼過ぎ)

Tsawwassen Mills Outlet Shopping MallTsawwassen Mills Outlet Shopping Mall


気になる販売価格ですが、アウトレット以外の通常の店も多数混じっているため、全てが通常よりも安いわけではないものの、グランドオープニングセールの特別割引もあったので、店や商品によってはかなり安いものもあったようです。ただ、将来的に見ると、空港のアウトレットと重複する店もあるため、特別目的のブランド店がない限り、空港の方で済んでしまうかなと思ってしまいました。

また、どちらのアウトレットに共通して言えますが、一部のブランド、商品については、時としてダウンタウンやその他通常の店舗やショッピングモールの店の方がセール中で安い場合もあるため、きちんとスマホなどでチェックしてから購入したほうが良いでしょう。ちなみにモール内は全て 無料WiFi 利用できます。


個人的には、このモールの一番の魅力は「Bass Pro Shops」の存在。「Bass Pro Shops」は、北米で90店舗以上を展開する巨大総合アウトドア・ストアで、広い店内にはハンティング、釣り、キャンプやその他アウトドア商品が多数置いてあり見てるだけでも楽しくなります。さらには動物のはく製や水族館まであり子供にも人気。

Tsawwassen Mills Outlet Shopping MallTsawwassen Mills Outlet Shopping MallTsawwassen Mills Outlet Shopping Mall


Tsawwassen Mills への行き方
バンクーバーからは、スカイトレイン(カナダライン)に乗り「Bridgeport Station」で下車し、#620 か #601 のバスに乗り 52nd Street で下車。交通費は、$4(平日の 6:30pm以降、土日・祝日 は $2.75)。


Tsawwassen Mills
【 住 所 】 5000 Canoe Pass Way Tsawwassen (Delta) BC
【 営 業 時 間 】 月 - 土: 10:00am - 9:00pm / 日: 10:00am - 7:00pm
【 W e b サ イ ト 】 www.tsawwassenmills.com
【 写 真(Flickr) 】 https://flic.kr/s/aHskLkWDRB


2016年10月12日

先月7月ついにバンクーバーでも「バイク(自転車)・シェアリング」のサービスが開始されました。その名も「mobi」!携帯電話をイメージしてしまいがちな名前ですが。

Mobi Bike Sharing

同様のサービスの車版、カー・シェアリングとしては時間・日単位で利用できる 「Zipcar」「Modo」、そして最近では分・時間・日単位の「Car2go」「Evo」などが今でもサービスを拡大中ですが、より気軽に利用できる自転車のシェアに人気が集まっているようです。

料金はカー・シェアリングとは大きく異なり、年/月/日単位の料金を支払うことで30分/60分間(回)乗り放題になるというシステム。利用回数は無制限であくまで ❝一回ごとの連続利用時間❞ が異なるだけなので、たとえば返却制限時間ギリギリに戻し、すぐに借りればそこからまたカウントがスタートされます。(8月15日より回数ベースの料金体系も追加)

ダウンタウン内なら端から端まで移動しても30分かからないので、特別な目的がなければ30分プランで十分かもしれません。

【 料 金 】

【年額】スタンダード(30分/回):$180/年
1年間乗り放題で一回あたりの時間制限は30分。
制限時間外を超えた場合: 最初の30分が$2、それ以降は30分毎に$3

【年額】プラス(60分/回):$240/年
1年間乗り放題で一回あたりの時間制限は60分。
制限時間外を超えた場合: 30分毎に$3

※8月15日までキャンペーン中で 30分$99、60分$129

8月15日以降下記のプランが追加

【1日】デイ・パス(30分/回):$7.50
1日乗り放題で1回あたりの時間制限は30分。
制限時間外を超えた場合: 30分毎に$5

【月額】マンスリー・プラス(60分/回):$20/月
1ヵ月乗り放題で1回あたりの時間制限は60分。
制限時間外を超えた場合: 30分毎に$3

【月額】マンスリー・スタンダード(30分/回):$15/月
1ヵ月乗り放題で1回あたりの時間制限は30分。
制限時間外を超えた場合: 最初の30分が$2、それ以降は30分毎に$3

【月額】マンスリー・ベーシック(回数毎):$10/月
30分ごとに$2

Mobi Bike Sharing - Welcome Kit
利用はとっても簡単。オンラインでユーザー登録しクレジットカードで支払いをすればその場で利用に必要なコードがEメールで届きすぐに乗り始めることが可能です。
登録完了後2~3週間以内に、ICチップが組み込まれた「Key Fob(右写真)」が指定した住所に郵送で届きます(利用プランによる)。

【 トリップ開始 】

Mobi Bike Sharing
(1)自転車が停まってる専用駐輪場をスマホアプリ(現在準備中)か Webサイトで検索(事前予約は不可)。
今年の秋までに150のステーション、1,500台の自転車が設置される予定だそうです。

Mobi Bike Sharing
(2)自転車のハンドル部分に設置された「Smoove Box」と呼ばれるユニットの[Enter]を押して電源ON。
[2]を押したあとにメールで受け取った7桁のコード番号を入力し [Enter]、次に自身で決めた4桁の番号を入力して[Enter]。
(Key Fob を持っている人は[1]を押してスキャンし、4桁の番号を入力して[Enter])

Mobi Bike Sharing
(3)ロック解除完了のメッセージ表示されたら自転車を専用ラックから引き出し、ヘルメットが通されたワイヤーを引っ張りハンドル部分に押し込んで格納する。
ロック解除後、少し時間が経つと自動的に再ロックされてしまうので先に自転車を引き出しておいた方が無難です。

Mobi Bike Sharing
(4)以上。あとはヘルメットをかぶってサイクリング開始!


【 トリップ終了 】
返却は借りる時と逆で、まずは専用ラックに自転車を格納。Smoove Box のディスプレイに ❝Return OK❞と表示されたら、ヘルメットをワイヤーに通してロックして終了。特にコードの入力は必要なし。


【 一時駐輪 】
店に入る場合など、専用ラック以外で自転車を一時的に停めておきたい場合は、「Smoove Box」の[Enter]を押して電源ON。4桁のコードを入力して[Enter](Key Fob を持っている人はスキャン)、ワイヤーを引き出してロックするのみ。ワイヤーのロック解除も同じ操作でOK。

公式 Youtube でそれぞれの動画を公開しているので、事前にこちらを見て流れを把握しておくとスムーズかも。動画内では Key Fob を使って説明しています。


実際に利用してみて、ちょっと気になったことは・・・
年間を通して雨が多いバンクーバー。年会費を払ってどれだけ利用できる日があるのだろうかという心配・・・。夏しか使わなくなりそうな予感・・・。(← 8月15日より新プランが追加されたのでこの問題は解決)
それと使い回しのヘルメットの衛生面・・・。
しかしそれ以外は特に気になる点はなく快適に利用することができました。乗り放題ということもあり「使わないと損っ」という気持ちが高まりますので、結果、外出する機会が増え、運動不足解消にも、❝もしかしたら❞繋がるかもしれません。

いずれにしても主にダウンタウン周辺内が中心となってしまいますが、通勤・通学に利用したり、その他買い物や食事など短距離の移動を目的に利用するならかなり便利なサービスだと思います。あとは今後の駐輪所と自転車の増加と専用アプリの公開に期待です。


車の免許を持っている人は、「Car2go」や「Evo」など、分単位で利用できるカーシェアリングの方も併せて会員になっておけば状況に応じて使い分けができて、さらに快適にバンクーバー生活を送れること間違いなしです。

Mobi Bike Vancouver
Web: https://www.mobibikes.ca/en
Facebook: https://www.facebook.com/MobiBikeShare/


2016年8月17日
2016年1月19日
2016年1月14日
2015年7月12日
2014年6月17日
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  • 特派員プロフィール
  • バンクーバー特派員

    バンクーバー特派員
    松江 ひで
    東京都出身。日本では主にネットワーク関連のエンジニアとしてUNIXサーバーの運用管理・販売などに携わる。しかし日本の人の多さに疲れ、ギリホリと呼ばれる時期に全てを捨ててカナダ バンクーバーへ。将来はハワイに住むのが夢だったのだが・・・、今はすっかりカナダ色に染まり、毎日 “のほほ~ん” と生活しています。 バンクーバーの情報サイト 「GoToVan」を運営中。 DISQUS ID @disqus_zEjkxqdXoA

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