皇室御用達カフェ、L.Heiner(ハイナー)
先日、カフェ・コンディトライのL.Heiner(ハイナー)に立ち寄った際に、とても美味しいケーキをお持ち帰りしました!
このハイナーは皇室御用達の菓子店。
同じく皇室御用達であった、1786年創業の デーメルよりは時代が下るものの、1840年創立当時から現代にいたるまで、伝統の味を誇っています。
※デーメルについては
「ザッハトルテ戦争、どちらに軍配?」の記事参照
ケルントナー通りに面するハイナーの店舗はそれほど広くはないものの、中には独りでお買いもの中にお茶をする老婦人や、新聞をゆったりと読む老紳士で賑わっていました。
著者はお茶をする時間がなかったので、取り急ぎ夫と義理の両親にお土産のお持ち帰り用のケーキを購入。
ウィーン定番のマロンチョコ(マロンペーストをダークチョコレートでコーティングしたもの)から、ちょっと珍しいエクレアまで!
カラフルなピエロや、仮面を付けた道化師のプンシュトルテが子供に大人気。
その中から著者が選んだのがこちら。
柔らかいスポンジとホワイトチョコレートのコーティングが絶妙。
甘さ控えめなので、日本人でも美味しく頂けます。
食べてみると、確かにガチョウのパテのような、甘くてちょっとクセのある味。
ペースト部分が重いので、日本人にはちょっと抵抗があるかも知れません。
姑はとても美味しそうに食べていましたが(笑)
夫の大好物、栗をたっぷりと使ったトルテ。
チョコレート・スポンジの土台の上に、濃厚なマロンペースト、ホイップクリーム、削ったチョコレート、そして最後にカスタニエン・ライス(スパゲッティ状のマロンクリーム)と続く、非常に豪華なマロンケーキ。
栗好きの方にお勧めです。
何れも重すぎず、軽すぎずといったテイスト、しかもひと工夫あるスイーツの豊富さに、著者はすっかりハイナーの虜になってしまいました!
今までケルントナー通りでは、いつも横目にちらちら見ながら通り過ぎていたものの、著者の中では「可愛いマジパンショップ」、失礼ながら「ちょっと野暮ったいカフェ」といった印象がぬぐい切れなかったのですが、どうやら食わず嫌いだったようです(笑)
御旅行の皆様も、ショッピングの合間にぜひ立ち寄って見て下さいね!
良かったねクリックお願いします!
L. Heiner/エル・ハイナー
住所:Kärntnerstraße 21-23,1010 Wien/ケルントナー通り21-23番、ウィーン1区
Tel: +43-1-512 68 63
Fax: +43-1-512 68 63/22
営業時間:月~土 8:30 - 19:30、日・祝 10:00 - 19:30
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。