テレビ生中継 ~シェーンブルン宮殿より~

公開日 : 2014年04月09日
最終更新 :

先日の記事でお伝えしたテレビ出演「一度は住みたいオーストリアの素敵なおうち」ですが、予想外の大反響を頂き、大変驚きました!

嵐の中でのVTR撮影に加え、生放送当日は、私も早朝からシェーンブルン宮殿入りして頑張った甲斐がありました。

番組を見て下さった方はもうおわかりになったことと思いますが、ヒントに出した「貴族気分の味わえるおうち」とはシェーンブルン宮殿にある賃貸住宅のことでした!

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1996年にユネスコ世界遺産に登録されたシェーンブルン宮殿ですが、第一次世界大戦後、ウィーンの住宅難に陥った際に、公務員(主に宮廷関係者)の宿舎となったのが、賃貸のきっかけとなったようです。そしてその後に一般に開放されたのだとか。

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番組VTRでも紹介されていたリーヴァイさんのお宅。(写真の許可は得ています)

リーヴァイさんは日本でも人気を博しているミュージカル、「皇后エリザベート」などで数多のファンがいらっしゃる有名な方。グラミー賞も受賞しています。

彼の執務室からはお花の咲き誇る素晴らしい庭園がのぞめ、ベーゼンドルファー社の特注による「インペリアルな」(!?息子談)グランドピアノが鎮座しているほか、数々の表彰状が壁に掲げられていました。本当にシェーンブルン宮殿に相応しい、素晴らしい雰囲気と調度のおうちでした!

また同じく住人で、プロのオペラ歌手でもあるタマラ・トロヤーニさんは、VTRでも紹介されたように、月に一度の仮装パーティーを催しています。彼女いわく、「生まれる時代を間違ってしまった」ので、宮廷衣装を着て宮殿を散歩しているのは気分が高揚するとともに、落ち着く時間なのだとか。ちなみにパーティーの女性参加者や私が着用していたのは19世紀スタイルのドレスだそうで、マリア・テレジアの時代のものと比べると、コルセットでウェストがより強調されていたり、スカートのボリュームも抑え気味で、どちらかといえばスレンダーなラインが特徴である様子です。

番組を見て下さった方が、これをきっかけによりオーストリアやウィーンに興味をもってくれたらと願っています。これからもご応援よろしくお願いしますね!

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

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