絶叫スライダー体験も!ハルシュタットの塩坑潜入リポート

公開日 : 2014年09月18日
最終更新 :

モーツァルトの生家で有名なザルツブルクや、世界遺産の街ハルシュタットのある一帯はザルツカンマーグートと呼ばれる風光明媚な湖沼地帯。ザルツがドイツ語で「塩」を示すように、この地方では昔から美味しい岩塩が産出されています。

今回はいくつかある中でも、ハルシュタットの塩坑に潜入してきました!

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場所はハルシュタットの村の入り口からすぐの場所。

親切な看板が何か所か出ています。

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岩塩は山の中に埋蔵されているため、見学するにはケーブルカーで山腹まで上る必要があります。

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ケーブルカーの終点からは10~15分程度徒歩で登ることに。

途中の山道では草花やかたつむり、変わった配色のトカゲなど、自然を満喫しながらのハイキングすることができます。

また塩坑から発見された古代人のミイラの展示もあるので、お見逃しなく!

塩坑ツアーのスタートする山小屋に到着したら、受付で自分に合ったサイズの作業服を選んでもらい、自分の衣服の上から装着します。

(サイズが合わない場合は申し出て交換してもらいましょう)

手持ちのジャケットや荷物等が邪魔であれば、預けることもできるので便利です。

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いよいよここから塩坑に潜入!

雰囲気たっぷりな入口に、ドキドキ感が高まってきます。

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このガイドツアーの所要時間はおおよそ40分間。

内部では岩塩ができるまでの自然史のレクチャーがあったり、地底湖では幻想的な光のショーが繰り広げられたりと、盛りだくさんな内容です。

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しかし何といってもハイライトはこちらのロングスライダー!

最初に来るお試しの短いもの(15m)と、終盤で体験できる本格的な長いもの(64m)の2種類があります。滑ると自動的に速度が測定されるのですが、みな時速25~35キロもの速さで滑っています!

そんな早いのはちょっと恐い・・・・・・という方のためには、横にちゃんと階段が用意されているので、ご心配なく。

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長い期間を掛けて掘り進められた塩坑見学ですので、いつの間にか随分と下層まで降りてきています。もう一度歩いて登るのは大儀ですので、帰りはこちらの小さな電車に乗って入り口付近まで戻ることに。

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出口付近にはお約束のお土産ショップが。

味付けのなされていないナチュラルソルトをはじめ、手羽先用や魚料理、シーフード用、グリル用など、用途に合わせてスパイスの調合されたもの、スミレなどお花の入ったエレガントなものなど、多岐にわたっています。形状も、岩塩の小さな塊や自分で容器に入れて、使用時に削るものなど様々。塩なので若干重いですが、お土産にすると喜ばれることでしょう。

オープニング時間が短めなので、朝早めに行くのがお勧めです。

また変わりやすい山の気候や塩坑内部の温度、滑りやすさなどを鑑みて、暖かめのアウトフィットと滑りにくい靴(スニーカーや登山靴など)で臨むと万全でしょう。

おもしろい体験ができること間違いなしですので、もしハルシュタットで時間があればぜひ訪れてみて下さいね!

----------Salzwelten Hallstatt----------

◆住所:Salzbergstraße 21, 4830 Hallstatt

◆2014年9月15日~11月2日までのオープニング時間

9:30 a.m. - 3:00 p.m.

(但し最終のガイドツアーは2:30 p.m.出発なので注意!)

◆料金(塩坑見学チケットとケーブルカー往復込のコンビチケット)

大人26ユーロ

子供(4歳から15歳)13ユーロ

ファミリーチケット(大人2人、子供1人)54ユーロ

シングルチケット(大人1人、子供1人)34ユーロ

※他にも、シニア・学生料金や、ケーブルカーのみのチケットなど、様々なプライスカテゴリーあり

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

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