ウィーン市庁舎前のクリスマスマーケット、レポート
私自身も、12月24日に駆け込みでRathausplatz(ウィーン市庁舎前広場)に開設されていたクリスマスマーケットに行って参りました!
今回はそのレポートです。
シンデレラ城のような荘厳かつメルヘンチックなウィーン市庁舎をバックに、
チロルの山小屋風の屋台がところせましと立ち並んで、
ウィーンという都会にありながらオーストリアの田舎情緒を目いっぱい醸し出しています!
クリスマスの時期にお約束のレープクーヘン(オーストリア風ジンジャーブレッド)屋さんももちろんありました。
こうしたメッセージ入りのレープクーヘンを家族や友人などの大切な人に送りあったりするのも習慣のうち。よく見かけるのは"Ich liebe dich"(ドイツ語で「愛している」)、"Beste Mama"(世界一のお母さん)などですが、この写真に書かれているのは"Baerchen, Du bist lieb"で、「あなたって愛らしくて感じの良いクマちゃんね」といった意味合いで、恐らくパートナーの男性や可愛い子供たちに向けたメッセージでしょう。
レープクーヘンで作られたHexenhaus(お菓子の家)も発見!
なんと蜂蜜が50%も生地に練りこまれているのだそうで、制作には20時間以上も要したのだそう。
先日の記事で紹介した、ハプスブルク皇室御用達ゲルストナーのもの(参照記事「カフェ・ゲルストナーお菓子のお家」)と比べると、素朴で可愛らしい感じです。
ソーセージやハムなどの加工肉食品を扱う屋台も出店していました。
黒パンにハウスメイドのハムや西洋わさび、ピクルスなどを載せた美味しそうなサンドイッチ類も。
自家製のベーコンやハム類も!
「〇〇gお願いします」と頼むと、その場でスライスしてもらえますよ。
市庁舎屋内には、子供向けのクッキーづくりコーナーや図工コーナー(いずれも年齢制限あり)も。
子連れに大人気の様相を呈していました!
お腹がすいたので、行列の出来ていた屋台でワッフルを購入。
これが思いのほか美味でした!
生地自体にシナモンなどのスパイスが練りこまれており、アップルムースとホイップクリーム、それにカラメルソースの載ったフレーバーで、名前も「アプフェルシュトゥルーデル」(オーストリアの伝統的なアップルパイ)。
クリスマスマーケットは残念ながらもう終了してしまいましたが、
これからはシルベスター(大晦日)に向けて盛り上がる時期。
ご観光の皆さんも、ぜひウィーンの華やかな年末を満喫してくださいね!
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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