【潜入レポート】カフェオーナーの舞踏会に参加してきました <前篇>

公開日 : 2017年03月27日
最終更新 :
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先月17日、ウィーンのホフブルク王宮で開催された"カフェオーナーたちの舞踏会"に参加してきました!

というのも、こちらの舞踏会のチケットとテーブル席をプレゼントされたんですよね。

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この舞踏会は、世界からも注目されるウィーンオペラ座の舞踏会やウィーンフィルハーモニー主催のものなどと比べると知名度で劣るものの、王宮が舞台の華やかかつ大規模な舞踏会として、ウィーンっ子たちの中では大変人気のある舞踏会のひとつです。

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©Christian Husar

オープニングセレモニーは夜の9時スタート。

こちらはデビュタントたちのワルツですが、カフェオーナーたち主催の舞踏会だけあり、コーヒーカップを手に持ったまま踊っています。

ところどころで、コーヒーカップをスプーンでかき回す振り付けも入るなど、ユーモアたっぷり。

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©Christian Husar

会長の挨拶も、もちろんウィンナーコーヒーを一口いただいてから(笑)

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©Gerhard Fally

この宵の歌姫は、イスラエル出身のオペラ歌手のヒラ・ファヒマ。

彼女は2013秋よりウィーン国立オペラ座で活躍する29歳の若手歌手なのですが、その見た目の美しさと歌声の両方で観客たちを圧倒していました。

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オープニングセレモニーが終わると、各々ダンスに興じたり、王宮内にある多くの会場を巡ったりして、思い思いの時を過ごせるのがが楽しみのひとつ。知人とばったり遭遇する可能性もかなり高く、私や夫も友人・同僚たちに至る所で出会いましたし、たまたま同じテーブルについたカップルとも愉快なトークを愉しむことができました。

舞踏会と言うと、日本人としては「踊らなきゃ・・・」とダンスにフォーカスしがちですが、実際は踊るだけではなく社交の場の意味合いが強いんですよね。ということで、舞踏会を満喫するにはダンス同様、周りとの交流が欠かせません。

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上写真は、そんな中でいただいたケーキとコーヒー。(ケータリングは皇室御用達のゲルストナー)

こちらのケーキはオーストリアでも好んで食べられる伝統的なもののひとつ、クルミのケーキで、

中にはサワーチェリーのマーマレードとマジパンが練り込まれているなど、日本ではなかなか味わえないフレーバーです。

コーヒーはもちろんウィンナーコーヒー代表であるメランジェ!

少々長くなりそうですので、中篇・後篇へと続きます!

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

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