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日本国内/和歌山特派員ブログ 麻巳子

日本国内・和歌山特派員が現地から日本地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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墓碑が並ぶ杉木立を抜けると広場のような場所に出て、弘法大師の御廟に一番近い橋、御廟橋(ごびょうばし)に到着しました。


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橋の袂に大盛のご飯と野菜の盛り合わせなどがお供えされており、聖水に浸している葉が付いた枝の水をご飯にかけていた人々がいました。
こういう光景は初めて見たのですが、お盆だからでしょうか?


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そのそばには、水向け地蔵が並んでいます。
御廟橋が架かる玉川沿いに並ぶ地蔵尊で、参詣の人々は(経木塔婆を捧じ)右から左へ順に水を手向けて先祖への供養をしています。


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こちらは以前人が少ない時に撮影したものです。
なかなか人が途切れることが無いのですが、この時はタイミングが良かったのか誰もいなくなりました。
お地蔵さまだけでなく、菩薩さまや不動さまもおられ、総称して水向け地蔵と呼ばれずらりと並んでいます。


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水向け地蔵の向こう、玉川には水行を行う「水行場」があります。


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こちらも以前撮影したものですが、水行場のそばには不動さまがおられます。


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水行をされている方はいませんでしたが、涼しい高野山といえども暑く、見ていると水に浸かりたいぐらいでした。


2017年8月21日

歴史ファンにとって魅力的なスポットで、戦国武将など身近に感じられるのが高野山の奥の院ではないでしょうか。


弘法大師を祀る御廟までの参道沿いには供養塔やお墓が並んでおり、その数は20万基以上といわれています。


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中の橋の駐車場から参道を歩き、表参道に合流して御廟へと向かいました。
表参道は一の橋から御廟まで続いているのですが、私は中の橋駐車場から歩いてきたので、紹介は表参道の途中からとなります。


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参道ではさまざまなお地蔵さまに出会えます。
こちらは「化粧地蔵」
化粧地蔵をきれいにすると自分も美しくなれるのだとか。


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流し目が色っぽいお地蔵さまだと思うので、プロの方がつけ睫毛もして、今風にかわいくお化粧をしてあげてほしいな。なんて思います。
よく見ると、爪にもマニュキュアがされているのですよ。


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仲良し地蔵


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ほっこり♡


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父母恩重碑


案内表示や説明板が設置されているので分かりやすいですよ。


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法然上人御廟所


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徳川家康の次男、結城秀康石廟(重要文化財)


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参道が分かれ左の参道へ。
ここまで来るともうすぐ。


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参道から石段を上った突き当りの場所に豊臣家の墓所があります。


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供養塔が並ぶ豊臣家の墓所


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織田信長の墓所も参道から石段を上り、左奥にあります。


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織田信長の供養塔


この他にも見所が多い奥之院ですが、樹齢100年以上の杉木立の参道を歩くだけで心が清々しくなる場所です。


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2017年8月18日

「なに、これは!?」


と、初めて訪れる方には驚くようなお墓があるのが高野山の奥之院です。


先日、弘法大師の御廟(ごびょう)を祀る奥之院へ行ってきました。
お盆と紅葉、年末年始、GWの時期は人が多いだろうなと思いながら車で訪れたお盆の高野山。
案の定、高野山に到着すると入口の大門から車が渋滞していたので、新しくできたバイパスを通って奥の院に近い中の橋駐車場へ向かいました。
少し遠回りな気もしたけれど、街中を通らず高野龍神スカイラインの所まで来られたのでスムーズで早かったです。
9時前では無料の中の橋駐車場も空いており、待つことなく駐車できました。


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道路を挟んだ駐車場の向いが奥之院の入口です。


御廟までのルートは主に2つあり、
1つは一の橋から約2㎞の表参道を歩くルート。
もう1つは中の橋駐車場から途中で表参道に合流し、御廟へ行くルートがあります。
駐車場の問題や、歩くのが困難な方はこちらの方が距離が半分ぐらいと短いのでお勧めです。


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さすがに到着したのが9時前だったので観光客は来ていましたが、厳かな独特な雰囲気が高野山、奥の院ですね。
観光客が多いためか暗いとか怖いとかという思いは全く無いです。
入口にある手水舎で手を洗い身を清めてから御廟へ向かいました。


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燈籠と杉木立が並ぶ参道を抜けるとすぐ右に、


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ロケットがあります。
子供の頃、墓地にロケットがあるのがとても「変!」と思いました。


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こちらは兵庫県にある、戦前から航空機などを製造している新明和工業株式会社の慰霊碑です。
大きいので目につきすぐ分かります。


企業墓というよりモニュメントのような慰霊碑はこちらだけではないのです。
奥之院自体は大霊園といった感じでもちろん一般のお墓も並んでいますが、こちらの参道沿いには多くの企業の慰霊碑、供養塔が建立されているため、表参道と雰囲気が違い企業のお墓ルート的な参道なのです。


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しろあり供養塔です。
「これはほんとにやすらかにねむってほしい・・・」と言いながら通り過ぎた女性の言葉に吹き出しそうでしたが、
日本しろあり対策協会が、人間生活と相容れないために駆除したしろありの供養を目的として昭和46年に建立され、その後、しろあり防除に携わってきた方々も合祀するようになったようです。


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足袋やストッキングで有名な「福助」像。


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福助像が富士山を模した土台に置かれており、物故役員・社員を供養するため1992年に建立されたものです。


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福助だけではありませんが、名刺入れまであるが凄いですね。


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ヤクルト


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UCC


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ででん!という感じでとても大きい。


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昔、カップの中が気になったので写していた画像がありました。
中にはコーヒーが入っているような、茶色い石というこだわり。
ちなみにヤクルトは「蓋がしていた」と夫談。


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分岐点の右の奥には英霊殿が建ち、手前の木が紅葉し始めている感じでした。
紅葉というよりは、紅葉せず枯れかけているという風にも見えましたが、ここの木は高野山内でも毎年紅葉が早いように思います。


御廟へ続く表参道へは左へ。


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麒麟。


キリングループの供養塔もあります。
今回も、缶のキリンビールがお供えされていました。


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昭和に活躍した落語家、柳家 金語楼(やなぎや きんごろう)さんが建立されたという楽書塚です。
落書ではなくて楽書というのが洒落ていますね。


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お願いには
『楽しく落がきの出来る場所を作りました
大切な場所にむやみに落がきを仕ないで、
此場所で想い出の落がきをして下さい』
と刻まれています。


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大きな楽書帳には落書がいっぱい。
けれど落書ができるとあっても、なかなかできるものでもないですよね。


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そしてそのそばには柳家さんと親交があり、昭和に活躍された漫才師・俳優の花菱アチャコさんの句碑が建立されています。


『笑われて 浮世を おくる 顔にで来』


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楽書塚の隣には、九度山町と縁のある大石 順教(おおいし じゅんきょう)さんのお墓や慈千観世音菩薩、腕塚が建立されています。


大石順教さんは大阪堀江の「妻吉」という舞妓でしたが、
明治38年6月21日、17才の時にまきぞえで、義父に両腕を切り落とされるという大惨事が起きました。
この事件は、堀江六人斬り事件として当時は大きなニュースとなったそうです。
その後、順教さんは高野山で出家得度されたり、口に筆をくわえて書画を描き、日展にも入選されるなど非凡な才能を発揮されています。
昭和43年4月21日に京都山科の仏光院において入寂し、こちらに遺骨を奉安されているということです。


九度山町に「大石順教尼の記念館」がありますので、ぜひそちらも訪れてみてください。


他には、紀陽銀行や湊組、動物供養塔、日産など、たくさん企業の慰霊碑などが並んでいます。
どのようなお墓や慰霊碑であれ、故人を偲ぶ気持ちが大切なのだと思います。


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東日本大震災物故者慰霊碑
こちらだけは、多くの方々が手を合わせて通り過ぎて行かれたのが印象に残りました。


2017年8月16日
2017年8月 7日
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2017年8月 3日
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  • 特派員プロフィール
  • 和歌山特派員

    和歌山特派員
    麻巳子
    生まれも育ちも和歌山県和歌山市の麻巳子(まみこ)です。 和歌山県内を主に夫と車で巡り撮影しています。 県内の市町村は全て巡っていますが、訪れるたびに感動や魅力を発見しています。 そんな素敵な和歌山を紹介させてくださいね。

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