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日本国内/和歌山特派員ブログ 麻巳子

日本国内・和歌山特派員が現地から日本地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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忍者といえば伊賀や甲賀を思い浮かべる方も多いと思うのですが、紀州・和歌山も忍者で知られているのです。


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(恵運寺さんが所蔵されている競技用の手裏剣です)


名取三十郎が書いた忍術伝書「正忍記」とは


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2月22日はニンニンニンで忍者の日。
ということで、和歌山市吹上に建つ紀州忍術ゆかりのお寺「恵運寺(えうんじ)」さんへ行ってきました。


「万川集海」「忍秘伝」と並んで日本三大忍術伝書のひとつ「正忍記(しょうにんき)」があります。
正忍記は、初代紀州藩主の徳川頼宣(とくがわよりのぶ)近くに仕えていた軍学者(戦い方や侍の生き方を教える先生)だった名取三十郎が記しました。
外国語でも翻訳され世界中で愛読されているそうです。
海外のほうが「Ninjya」と「Natori」の名前で知られているようですね!


以前は地元民でも恵運寺さんが忍者にゆかりのあるお寺として知る方はいられなかったと思うのですが、
平成24年(2012)、名取三十郎の墓石と位牌が境内にある供養塔の中から発見されたことによりメディアでも紹介され有名になりました。
現在は境内にお墓が建てられており、案内板や説明板が設置されているのでお墓の場所はすぐ分かります。


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本名は名取三十郎正澄(なとりさんじゅうろうまさずみ)です。
宝永5年(1708)3月15日に亡くなられています。
名取三十郎が教えていた軍学は「名取流」といわれ、頼朝の命名により「新楠流」という名前も授かっていました。
教えには正忍記を中心とした忍術も含まれており、紀州藩の侍が忍者に対する防衛の心構えとして、または、紀州藩が忍者を扱うための心構えとしていたのかと考えられています。
名取流は明治維新の兵制改革まで受け継がれました。


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私は正忍記を読んだことが無いので詳しくはわからないのですが、正忍記に書かれている忍術は、変装技術や歩き方、持ち物などの基本的な内容だけでなく、相手の心理を利用したり、自分の心理をコントロールしたりする情報収集のテクニックにまで及ぶそうです。
相手に何か話をさせようとすれば、さらに隠してしまい話をしない。
なのでコミュニケーション術も必要でした。
では相手に知られず、相手から情報を得るにはどうすればよいのか?
それは相手と親しくなり、お酒を飲ませて酔わせて話させ、本人も気づかないうちに情報を盗み国へ持ち帰る。
というような忍術のお話を伺い、なるほど!と思うと同時に、現代でも活用できることが書かれてあることに興味深く思いました。


名取流開運忍術道場で忍術体験をしてみました。


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恵運寺さんの境内では「忍者の日」にちなんで、忍者修行ができる「名取流開運忍術道場」のイベントがありました。


住職さんの発案でが発足した「正忍記を読む会」では、有志の方々が正忍記の研究と紀州忍者の発信に取り組まれています。
「正忍記」を学ぶための会を開催されたりしていますので、興味のある方はぜひ参加してみてください!


今回は、正忍記を読む会が開催されている名取流開運忍術道場では忍者姿の皆さんがいられ、会場の雰囲気を盛り上げていました!
忍術体験ではお子様が多いのかな?と思っていましたが、恵運寺さんに特別御朱印をいただきにお参りに来られた大人の方の参加がほとんどだったので私も気軽に参加させていただきました。


受付で参加費300円を支払い、スタンプの台紙を受け取りました。
台紙の3コーナーに合格印が揃えば、先着順ですが豪華な開運的中御朱印がいただけるのです。
だから本気度100%の麻巳子でした!


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チャレンジする順番はどこからでもよかったので、まずは「忍者クイズコーナー」へ。
机の上にクイズ用紙が裏向けで4ヶ所に置かれていました。
それぞれ内容が違うそうです。
その中から1枚用紙を選び、そばの記入机で回答を記入します。
合格印は5問のうち4問正解で押していただけます。


クイズの内容は
「・・・・。」
簡単な忍者クイズかなと思っていたのですが、見ると正忍記の内容からで、読んだことが無い私にはまったく分かりませんでした。
皆さん用紙を前に悩んでおり、隣の方と内容を見比べ合いもしましたが、そちらもやはり正忍記からでクイズの内容は違いました。


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唯一救いは、目の前にクイズのヒントがあることでした。
しかし全部の答えが載っているわけではないそうで、悩んで迷いながら解答を全て埋めて提出したら・・・


なんと!全問正解し、合格印をいただけました!!!
その解答用紙はお渡ししたので手元になく内容をお見せできませんが、思っていたより難しかったです。


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次は投げ松明(たいまつ)コーナーへ。


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投げ松明に見立てた道具なのですが、2本のうち2本が入ると合格印がいただけます。


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地面にある赤い輪の中へここから投げ入れるのですが遠い・・・。
というか、昔からなんでも的に当てるのはヘタなので、合格印をいただける自信が無く絶望的な気分に。
でも諦めず、輪の中を狙って道具を投げてみると意外と投げた感覚がよくてそのままストンと輪の中へ。
自分でも入ったことにびっくりです。
2本とも入れることができ、こちらも合格印がいただけました!


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最後は手裏剣コーナーです。
ゴム製の手裏剣を穴の中へ投げます。
3本のうち2本が穴に入ると合格印がいただけます。
手裏剣投げってやってみたかったので楽しみでしたが、ここの合格印でコンプリートがかかっているので緊張しました。


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ここからかじかんでいる指先で上手く投げられるのかも心配でしたが、1投目は中央の穴にスッと入りビックリ。
2投目は板に当たり外してしまい3投目に期待がかかりましたが、逆にこれに全てがかかっているのでドキドキしました。
3投目を投げた時に、「あ、落ちた・・・」と思ったのですが、スーと落ちながら下の穴に入ったのでこれまたびっくりでした!


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見事3つとも合格印をいただきコンプリートできました。
2回チャレンジされてもコンプリートできなかった方もいられたので、忍術体験は難易度が高いのだと思います。
ゲーム感覚で楽しめますが、「免許皆伝」をいただくのはそう簡単ではないと実感しました。
けれど、忍術を体験して楽しんでいただくイベントなので、もし残念な結果であっても楽しい貴重な体験をさせていただくことができたと思いますし本当に楽しかったです!
来年もこのようなイベントを開催していただきたいなと思いました!


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3つすべてをクリアーした方は「免許皆伝」としていただき、開運的中御朱印がいただけました。
種類は何種類かあり、どれも素敵でどれにしようかと迷ったのですが大判の赤地の御朱印を授与してただきました。
これで私も一人前のくの一になれたかしら。


<曹洞宗 大宝山 恵運寺・正忍記を読む会事務局>


・住所 和歌山県和歌山市吹上3-1-66
・電話番号 073-424-7633
・恵運寺HP http://eunji.jp/index.html
・正忍記を読む会HP http://natoriryu.com/index.html


2018年2月23日

黒江のまち歩きの休憩におすすめのスポットがあります。
名手酒造(なてしゅぞう)さんが製造した日本酒や酒粕などが販売されている黒牛茶屋(くろうしちゃや)の販売コーナーの奥には、喫茶コーナーがあるのです。


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レトロな喫茶の黒牛茶屋


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私が黒江のまち歩きの後に訪れるのが黒牛茶屋です。
蔵直営のお店なのにお酒が全くというほど飲ない残念な私ですが、店内の雰囲気が好きなのでよく訪れています。


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店内は昔のお酒造りに使用された道具が使用されていてレトロです。


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ほの暗い落ち着いた雰囲気で、まるで蔵の中にいるようです。


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入口そばのカウンターです。
カウンターの樽も面白いですが、ここは蔵元の喫茶コーナー!
おすすめなのが有料ですが純米酒の黒牛をはじめ、純米吟醸黒牛や大吟醸一掴(ひとつかみ)、梅酒、ゆず酒、じゃばら酒などの名手酒造さんのお酒のきき酒ができます。


ここではお酒の紹介しなければならないのに飲めなくてすみません!
飲める方が羨ましいです!!!


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こちらはお米のディスプレイです。
名手酒造さんで使用されている山田錦などのサンプルがディスプレイされています。
お酒造りに使用されるお米の違いが分かりますね。


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天井には昔のお酒造りの道具がぶら下げられています。
色んな道具が飾られていて面白いです。


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壁にディスプレイされている大きな丸い板は酒樽の蓋だったかしら?


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テーブルには、酒槽の側板や桶の底板が使用されています。
椅子は暖気樽(だきだる)で、渋い座布団は酒袋を利用されています。


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こちらのガラステーブルの下も酒樽の蓋のような感じです。
お酒造りの道具をインテリアや家具などに上手く再利用されるアイデアと、それをふんだんに使用できるのは蔵元ならではですね!


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お勧めというのかお気に入りなのがこちらの酒樽席です。


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中央は桶の底板がテーブルになっていて、大きな酒樽の中に座れます。


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酒樽の中から見た店内です。


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甘酒がメニューから消えていたのが残念でしたが、注文した珈琲を飲んでホッと一息できました♡


おまけ


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10年ほど前に撮影した画像です。
通常は燈がついているところは見られないのですが、カウンターの電燈は実はガス燈なのですよ。


<黒牛茶屋>


・住所 和歌山県海南市黒江846
・電話番号 073-482-1115
・営業時間 10:00~18:00


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2018年2月19日

和歌山市内の有名な桜が今年も咲きました。


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国道24号線の早咲きの桜


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和歌山市内の国道24号線沿いに桜並木があります。
春になるとピンク色の桜並木になるのですが、今はまだそのような気配はありません。
けれど毎年このぐらいの時期に咲く、早咲きの桜の木が1本だけ地蔵の辻交差点付近にあるのです。


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それがこちらの木です。
昔、桜の植木を沿道に植えた際にソメイヨシノを植えたはずが、1本だけ寒緋(かんひ)桜の雑種が混じっていたという説が有力だそうです。


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まだ全体的な見ごろは迎えていませんが開花しだしてきていました。
寒い寒いと思っていても春は近づいてきているのですね。


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満開になる日が楽しみです♡


おまけ


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満開の頃の桜ですよ。(※2010年2月下旬撮影)


2018年2月17日
2018年2月15日
2018年2月13日
2018年2月 5日
2018年2月 1日
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    和歌山特派員
    麻巳子
    生まれも育ちも和歌山県和歌山市の麻巳子(まみこ)です。 和歌山県内を主に夫と車で巡り撮影しています。 県内の市町村は全て巡っていますが、訪れるたびに感動や魅力を発見しています。 そんな素敵な和歌山を紹介させてくださいね。 DISQUS ID @disqus_5nr9x4fAx4

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