お城の動物園とくまの園長さん

公開日 : 2017年06月20日
最終更新 :
筆者 : 麻巳子

和歌山市よりこんばんは!麻巳子です。

実は、和歌山城には小さいけれど動物園があります。

地元なので、お城に動物園があることに何の疑問も持っていなかったのですが、県外の方からお城に動物園があるのは珍しいと言われ驚きました!

和歌山公園動物園の誕生は、

大正4年(1915)の時で、大正天皇の後大典(ごたいてん)記念事業として始まった和歌山公園改良計画の過程で誕生しました。

整備開始当時は日本には、上野動物園、京都市動物園、天王寺動物園の3園だけしかなく、動物園という言葉も馴染みがなかった時代のため、正確な動物園の開園日などはわかっていないようです。

戦後しばらくまで一時閉園されていた時期もありましたが、戦後になって動物園は再開されます。

けれど、各地で復興が進み、近代的な動物園が続々と開園され、和歌山公園動物園は時代にそぐわないものになってしまいました。

そこで、公園を夢のオアシスにして大改造しようと計画され、

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童話園(どうわえん)が昭和45年(1970)3月に、

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水禽園(すいきんえん)が、昭和45年(1970)5月5日に開園しました。

この2つのエリアは道を挟んで向かい合ってあります。

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昭和47年(1972)には、水禽園そばに熊用の園舎も新たに整備され、和歌山公園動物園は現在のような姿になりました。

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お城の動物園といえば、「ベニーちゃん!」と名前が挙がるほど、有名で人気者のくまさんがいます。

平成27年7月の園長選挙では、動物園初の園長に当選しました!

冬眠すると地元のニュースで流れるほどなのです。

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ベニーちゃんは、平成6年4月26日に動物園に来たツキノワグマです。

人間の年齢でいえば、推定80歳以上のおばあちゃんなのだそう。

昔に比べて歳をとったなとは思うけれど、いつまでも元気な姿を見せてほしいですね。

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餌や物を投げないでね。

そして、毎日4時から食事の為中に入るので、ベニーちゃんに会うのは時間に注意してくださいね。

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