本宮大社へお参りの後は。
熊野本宮大社へ参拝した後、神門前にある授与所へ。
授与所ではお守りやお札の授与、御朱印の受付もされています。
画像のお守りはとても大きかったので珍しかったです。
こちらは授与所そばのテントだったかもしれませんが、八咫烏おみくじがあったので引いてみました。
お尻に金のシールが貼られており、それを剥がすと小さな穴の中におみくじが入っていました。
赤い紐を引っ張ってズボッと取り出しました。
おみくじには8つの文字があるのですが、私は「癒」の文字でした。
縁のある文字だったので、この文字を頂いた時にぴったりだなと思ったのですよね。
拝殿前に説明板のある大きな木が立っています。
多羅葉(たらよう)の木です。
日本では、昔は葉の裏に経文を書いたり、葉をあぶって占いに使用したため、寺社などに多く植樹されている木です。
名前の由来は、葉の裏に文字が書ける性質から、
インドで経文を書くのに使われた貝葉(ばいよう)の原料・ヤシ科のタラジュ(多羅樹)といわれる木のようだからと、調べてみるとありました。
※貝葉:椰子(やし)などの葉を加工して、紙の代わりに用いた筆記媒体
また、葉の裏に爪や針などで手紙を書いたといわれ、これが「葉書」の語源になったといわれています。
そのことから郵便局の木として定められており、植樹されているところもあるようです。
実際に葉に切手を貼るとポストに投函できるそうなので、いつかやってみたいと思つつ。
多羅葉の木の下には、全国でも珍しい黒い八咫ポストが設置されています。
ポストの色が黒いのは、全ての色を合わせた尊い色であり、
神の遣いである八咫烏の色などということから神聖な色として使われているようです。
もしかしたら取集時刻が変わっているかもしれませんが、午前9時の1日1回の取集のみ。
出発の地・熊野本宮から心の便りを旅立たせて、想いを伝えてみましょう!ということで、
授与所で八咫ポスト絵馬を購入しました。
絵馬に八咫ポストが描かれています。
反対面は、住所や宛名などが書けるようになっています。
切手は社務所で販売されていたので、書いたら八咫ポストへすぐ投函できました。
こちらは平成21年に復活した音無紙(熊野の手漉きの紙)で作られた葉書です。
和紙の葉書に、八咫ポストと「出発の地より心をこめて 熊野本宮」の文字が入っている記念の八咫スタンプです。
実はこっそり夫宛に投函しました。
投函後、数日で無事届きました。
旅から帰ってきた後で届くと、思い出も蘇り嬉しくなりましたよ♡
帰りは上ってきた石段を下りると、
途中、右側に道があります。
その道を入って行くと、
祈りの道・熊野古道があるのでお見逃しなく。
少し足元は悪いかもしれませんが、雰囲気の良い古道です。
短い距離ですが、熊野古道を完歩するのが無理な方は、歩いた気分だけでも味わえると思います。
昔の旅人が、苦難の末にたどり着き祈りを捧げた熊野本宮大社。
私が住む和歌山市からでも遠い地ですが、熊野へ来たらぜひ熊野本宮大社へ詣でてくださいね。
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