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日本国内/和歌山特派員ブログ 麻巳子

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2017年8月23日

御廟に参詣


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御廟に参詣

残念ながら・・・御廟橋(ごびょうばし)より向こう側は撮影が禁止でございます。
なので画像がありません。


DSCN9515.JPG


玉川に架かる御廟橋より先は聖域のため、写真撮影など禁止となっていますのでご注意を。


弘法大師は、今も御廟にて民衆の幸せを祈り続けており、
「お大師さまが参拝にきた全ての人々をここまで出迎え、見送りに来ている」
と信じられているため、僧侶は橋の手前で御廟に向かって合掌します。
参詣者は、ここで服装を正し、合掌し御廟に参拝します。
橋までは観光客、橋を渡れば参詣者という言葉に納得です。気も引き締まります。


DSCN9503.JPG


正面に見えているお堂は燈籠堂(とうろうどう)です。
御廟はその裏になります。
燈籠堂が御廟だと思われ、そこでお参りして帰られる方もいられるようなので注意してくださいね。


<弥勒石(みろくいし)>
御廟橋を渡り燈籠堂へ行くまでの参道左手にこじんまりした祠があります。
その中に心願成就の石として伝わる弥勒石が納められており、触れると弥勒菩薩の御利益があるとされています。
今では、罪の軽い人は軽く、重い人は重く感じられるといわれ、祠の格子から手を入れて持ち上げられるようになっています。


格子の一部分に片手ぐらいを入れられる場所があります。
この日もチャレンジャーな方々が列を作ってチャレンジしていましたが、男性でも片手で石を持ち上げるのはなかなか難しいよう。
私も何度かチャレンジしたことがありますが、片側を浮かすのは軽いのだけれど、持ち上げるのは無理でした。
私の力だと無理をすると手の筋を痛めるか、持ち上げきれず石を指の上に落としそうな気配が・・・。
弥勒石は黒く縦長っぽいツルッとした石でした。


DSCN9606am.jpg


<燈籠堂(とうろうどう)>
燈籠堂は、高野山第2世座主・真然大徳(しんぜんだいとく)が創建した、弘法大師の御廟を礼拝するもと拝殿です。
治安3年(1923)、藤原道長(ふじわらみちなが)が現在に近い規模のものに建立したといいます。
現在の建物は昭和40年(1965)に、高野開創1150年記念として建て替えられたお堂です。


堂内では祈祷の受付や、お守りも授与されています。
中央正面奥の御簾越しに、なんとなく御廟が見えています。
ほの暗い堂内には、読経が聞こえ、線香の香が漂い、全国から寄進された数えきれないほどの燈籠が灯されていて幻想的です。


内部の奥へは行けないので近くで見ることはできないのですが、堂内には千年近く燃え続ける燈籠があります。


・祈親燈(きしんとう)
祈親上人(きしんしょうにん)が献じた燈籠です。


・白河燈(しらかわとう)
白河上皇が献じた燈籠です。


・貧女の一燈(ひんにょのいっとう)
祈親上人の勧めで、お照(てる)さんが義父母の供養のために大切な黒髪を売って献じた燈籠です。
当時高野山は女人禁制で入山できないお照さんの代わりに祈親上人が献じたと伝えられています。
私は、祈親燈 = 貧女の一燈と思っており、燈籠堂で僧侶に「貧女の一燈」の場所を教えていただいたときに「祈親燈」は左奥の方だと教えていただいたのもあり、ずっとそのように思っていたのですが、調べているうちにだんだん別物?と怪しくなってきました・・・。
燈籠のある場所は暗く遠かったので、私の目ではははっきりと分からず、あれかな?という感じでしたが、一般の方でも見ることができます。


・昭和燈
昭和23年、昭和天皇と首相によって献上された燈籠です。


<納骨堂>
燈籠堂の左側から出て、御廟の左に建つ八角形のお堂が納骨堂です。
私の父もこちらへ分骨しており、訪れた時は手を合わしています。


<弘法大師御廟(こうぼうだいしごびょう)>
燈籠堂の背後、奥之院最奥に弘法大師の御廟があります。
燈籠堂の裏から山門とそれに続く塀が見え、その奥に御廟が建立されているといった感じです。
お遍路さんの姿もよく見られ、また最近は数珠を持ってお参りされている方の姿も多く見られるようになった気がします。


承和2年(835)3月21日寅の刻に、弘法大師は手に大日如来の定印を結び、真言を唱えて結跏趺坐(けっかふざ)し、生身のまま金剛定に入定されました。62歳の時でした。
弟子たちはその定身を、弘法大師がかねてより自らの廟所として決めておられた定窟に納め、その上に3間、4面の宝形造りの御廟が建立されたそうです。


<燈籠堂地下>
御廟を通り過ぎた右側に、燈籠堂の地下へ降りる階段があります。
地下は木造では無くてコンクリートのような堂内で、奉納された燈籠や、通路には身代わり大師がびっしりと並べられていて、それが小さな仏像だと知った私はびっくりしました。


天井が低く、閉鎖的な空間を迷路のように歩いて行くと、一番奥が祭壇になっている奥行きのある一角があります。
正面には弘法大師の御影と、数十メートル先に霊窟があり、今もそこに弘法大師がいらっしゃいます。
ここは地上で参拝するのとは違い、同じ目線の高さでお参りができる、弘法大師に一番近い場所なのです。


御影は肖像画らしいのですが、私には何が描かれているのか見えなかったです。
手前には大きな数珠と大きな五鈷杵が置かれていて触ることができ、弘法大師と縁が結べるようになっています。
無料ですし、ぜひ訪れてみてくださいね。


燈籠堂を出て左への参道をを行くとピラミッド状の無縁塚があり、無縁仏が祀られています。
そして一巡してくると、玉川のそばの参道を通り、水向け地蔵や御廟橋まで戻って来られます。
写真撮影はできない場所なので、みなさんも記憶と心に残してきてくださいね。

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カテゴリー 見所・観光・定番スポット
2017年8月23日
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      麻巳子
      生まれも育ちも和歌山県和歌山市の麻巳子(まみこ)です。 和歌山県内を主に夫と車で巡り撮影しています。 県内の市町村は全て巡っていますが、訪れるたびに感動や魅力を発見しています。 そんな素敵な和歌山を紹介させてくださいね。 DISQUS ID @disqus_5nr9x4fAx4

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