日本一の芋煮会

公開日 : 2012年09月03日
最終更新 :
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芋煮会は県内各地や県外でも行なわれますが、この芋煮会は恐らく最大規模。しかも外国でもやっているという話は聞いたことがないので、実質的に世界一?

(芋煮についてはこちら

会場は市街東部を流れる馬見ヶ崎(まみがさき)川の河川敷。混んで待たされるのが嫌なので朝から出かけました(しかしこれが裏目に...)。8時前に県庁の駐車場に着くと、会場を結ぶシャトルバス(小学生以上片道200円)の乗り場にはもう沢山の人たち。警備員によると県外遠くから朝5時半に来た人がいたそうな...

整理券発券所.jpg
べにちゃんの花笠踊り.jpg

時間を潰すには会場を見て回るしかありません。二回りほどした後ステージに向かうと花笠踊りが始まるところ。じっくり見てやろうとした途端、1番の整理券を持っている人は集まれ~の場内放送。踊りは諦めて指定の場所へ。なのに列に並んだところそのまま1時間待機状態。召集が早過ぎるー!

芋煮調理中.jpg

芋煮を作るのは直径6メートルの大鍋、二代目鍋太郎。出番は芋煮会当日の1日だけ。残りの日々は会場脇の道路沿いの台座に載せられて(退屈して?)います。

芋煮は3万食分用意されます。材料はすべて県内産。里芋3トン、牛肉1.2トン、コンニャク3500枚、ネギ3500本。すべて放射性物質の検査をパスしたものです。味付けには醤油700リットル、砂糖200kg、日本酒90リットルなど。水も薪ももちろん県内産です(砂糖は別)。

出来た芋煮は2台のバックホー(油圧ショベル。別名ユンボ)が大鍋から掬って直径1mほどの"小鍋"に移し代え、再利用できるどんぶりに小分けして配られます。人数分を、持ち込んだ鍋で受け取る人も結構います。

バックホーは毎回新品を使います。アーム部分は分解して洗い、機械油を除去して食用油(マヨネーズだったかな?)に換えるそうです。

今年の芋煮.jpg

大量に作った割に芋煮の味は良いが、割り箸は森林育成のためのカンパを求められ、実質別料金。せめて箸は持参した方が良いかな?

JAライスフェスタゾーン.jpg
アマチュアプロレス.jpg

今年は3万食を完売したようですが、なぜこんな暑い時期にやるのかちょっと疑問。次回の当イベントに参加される際は暑さ対策は当然のこと、日焼け対策もお忘れなく。私は顔と腕が真っ赤っ赤です。

これから一般の芋煮会シーズンが始まります。食品スーパーなどでは材料のセット販売や大鍋の貸し出しサービスも行います。

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