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日本国内/山形特派員ブログ 韮澤 成行

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2013年2月12日

奇習 カセ鳥


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奇習 カセ鳥

カセ鳥1.jpg 昨日(11日)、出先でカセ鳥に遭遇! 所は上山市のJRかみのやま温泉駅前。カセ鳥は「商売繁盛」や「火の用心」、「家内安全」などを祈願する小正月行事で、起源は江戸時代・寛永年間(1624年~1645年)にあるとされますが、明治時代に中断されるも昭和34年(1959年)に復活され、現在は「カセ鳥保存会」が結成されて行事が受け継がれています。

カセ鳥2.jpg 股引(ももひき)だけの裸の若者たちが「ケンダイ」と言う藁蓑(わらみの)のようなものをかぶり、「商売繁盛、火の用心。カッカッカーのカッカッカー、カッカッカーのカーセドリ」と叫びながら飛び跳ねて踊ります。その姿はさながら妖怪からかさ小僧。ただでさえ寒いのに、見物人たちが願いを込めて柄杓(ひしゃく)やバケツでカセ鳥たちに水(祝い水)をかけます(が、駅前ではやりませんでした)


カセ鳥3.jpg カセ鳥の語源は「稼ぎ鳥」とされますが、「火勢鳥」や「加勢鳥」の字を当てて防火や商売繁盛・五穀豊穣を願います。
保存会のメンバー以外にも希望すれば参加できるようで、女性や外国人のカセ鳥もいたようです。カセ鳥たちは水を掛けられるのがうれしくて楽しいとか...(ブルッ!) そうでもなければ進んで参加はしませんよね。 総勢30人ほどが入れ替わりで、雪が積もる中、ガタガタ震えながらも鳴り物入りで町中を巡ります。
上山は古くからの温泉場。この後カセ鳥たちは熱い湯にどっぷりと浸かったことと思います(あ~ 極楽?)

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カテゴリー イベント・行事・お祭り
2013年2月12日
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      韮澤 成行
      東京でのサラリーマン生活を終え、好きな京都に移住したのも束の間、思いがけずに今度は山形。都会生活が長かったので田舎暮らしの不便さを感じますが、これが日本に住む人々の平均的なレベルなのかも… 人生もうあくせくする必要はなく、住めば都になるかもしれません。高層ビルのない空は広く、自然が身近にあって食べ物は新鮮でうまい。でも、次はどこへ行きますかね?国外?まさか!

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