瀧山登山(その2)-ひどい目に遭った話
瀧山は登山好きに人気の山。写真中央の深く抉れた谷の右上の稜線を登って行きます。放牧場から見上げると山頂は間近に見えるので、短時間で登れそうな気がしますが...
左へ行くと今回の乳母神コース(全長1.5km ほど)、右は大滝コースですが落石のため通行禁止。
絶好の登山日和です。奥に見える雪を頂いた山々は、左から朝日連峰、月山、葉山。
30~40分歩くと最初の難関。岩が行く手を遮っています。岩肌に打ち込まれた10数カ所の金属製の足場を登ります。
踏み外したら谷底へ...?
乳母神を過ぎると道は急に傾斜が険しくなります。斜度20度くらいは当たり前、場所によっては30~40度? ロープ場の連続です。
この光景を見ると、苦しくてもまた登りたくなるのです。
最初は長袖のシャツを着ていたのですが、登り始めてすぐ、暑くなってきたので半袖シャツに着替えました。これが惨事の始まり。しばらく下って気が付くと、むき出しの両腕に小さな虫が群がり始めたのです。ブヨです。払っても、払ってもまとわりついて来ます。腕に咬みついて血を吸います。防御が出来ず、やられ放題。何が変わったのか、下りる時だけ、それもある高さの間でだけ、40~50分間ほどやられっ放しでした。
両腕、両耳が赤く腫れ、片方の腕だけで20カ所ほどの咬まれ痕。市販薬を付けてもすぐには効かず、結局、皮膚科に行く破目に...
あれから1週間経った今、痒みと赤みはほぼ消えましたが、咬まれた痕が消えるまであと何日かかかりそうです。
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