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日本国内/山形特派員ブログ 韮澤 成行

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2014年9月13日

キツリフネ~七ヶ宿名所巡り


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キツリフネ~七ヶ宿名所巡り

野草園ではまだ咲いていなかったキツリフネ(前記事)を思わぬ所で見ることが出来ました。宮城県七ヶ宿町(しちがしゅくまち)のやまびこ吊橋から長老湖に向かう山道に沢山咲いていました。と言うことでキツリフネの話はこれだけですが、折角なので七ヶ宿の名所巡りにお連れしましょう。


4日前のこと、誘われて宮城県七ヶ宿町にある七ヶ宿ダム方面に行くことになりました。七ヶ宿町は宮城県白石市の西に位置し、山形県と福島県に挟まれるようにしてあります。七ヶ宿ダムへは山形県側からは上山市の金山峠(現在土砂崩れのため通行止め)、または高畠町の二井宿峠を越えて行きます。

七ヶ宿湖畔の〈水と歴史の館〉で企画展「街道(みち)~七ヶ宿街道・参勤交代行軍録~」を見た後、道の駅で食事と買い物をしてからダムへ。

丁度、大噴水の時間でした。ダムの水を高く(77メートル)噴き上げたり、横に円形に散水したりと、中々の見ものです。ダムの高さは90メートル。下にいる人が蟻のようです。その巨大さに見惚れてしまいますが、水底に沈んでしまった集落や、そこで生活していた人々のことが頭をよぎります。


ダム見物の次はダムのすぐ下流にある材木岩公園へ(ここから白石市)。ここには国指定の天然記念物・小原の材木岩があります。無数の角材を縦に並べたような岩山の景観(柱状節理)は圧巻です。岩の露出面は高さ65メートル、幅100メートルあるそうですが、東日本大震災の時にかなり崩落してしまったそうです。元は黒っぽかった岩肌が崩落後は風化していない面が現われて明るい色に変わり、全体の形も変わってしまったそうで、崩落前の方がもっと材木感があったそうです。


材木岩公園の背後の山上に展望台があると言うので、そこから材木岩を見てみようと次は虎岩公園へ。虎岩公園のある山も岩山で、岩が虎の模様に見えることからその名が付いたとか。公園に行く途中にある飛(とび)不動尊では何本もの巨大な鉾にビックリ!


予想外の広い駐車場に車を停め、しばらく遊歩道を上って行くと展望台に行き着きます。しかし材木岩は全く見えず。

展望台からは七ヶ宿ダムがよく見えますが材木岩は見えません。何とか見たいものと崖の縁の踏み跡を辿って恐る恐る行ってみてもやはり見えません。そして足元はご覧の通り。ここはダムの上から撮った写真(前掲)の奥に見えている岩山(虎岩)のてっぺんです。ダムよりもっと高い場所で、チョーコエー!!

肝を冷やした後は来た道を引き返し、20分ほど車を走らせてやまびこ吊橋へ(ここからまた七ヶ宿町)。全長120メートルの東北一長い吊橋で、橋の中央部の川からの高さは20メートル。

橋が架かる横川の上流の眺めです。この下でイワナが釣れるそうです。横川は蔵王の刈田岳から流れて来ます。曇っていなければ正面に蔵王連峰南端の不忘山(1705m)が見えたのに...残念。


ここまで来たのなら、ということでもう一頑張り。吊橋から900メートル、15分ほど歩けば長老湖です。標高500メートル、周囲は2㎞ほど。オフシーズンのため人影はなく、売店も貸しボートも休業中。何とも寂しい風景でした。でも行き返りにキツリフネが見られたのは良かった!

見所はまだまだあるのにもう夕刻です。帰りに振袖地蔵に停車。昔ここに悲恋の物語がありました。七ヶ宿町を貫く七ヶ宿街道(羽州街道)は江戸時代に今の青森、秋田、山形3県の13の大名たちが参勤交代で通った道です。街道沿いに七つの宿場があったので七ヶ宿の名が付きました。

今回の最後の見所、滑津(なめつ)大滝です。旬の市七ヶ宿(農林産物直売所)のすぐ裏で滝のそばまで下りられるのですが、遠回りなので上から覗くだけにしました。夏枯れなのか水量は減っていましたが、滝壺の底が見えるほど水が澄んでいました。

自然と見所に溢れる七ヶ宿湖周辺は本当に素晴らしいところです。丸々一日楽しめました。

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カテゴリー 自然・風景 見所・観光・定番スポット
2014年9月13日
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      東京でのサラリーマン生活を終え、好きな京都に移住したのも束の間、思いがけずに今度は山形。都会生活が長かったので田舎暮らしの不便さを感じますが、これが日本に住む人々の平均的なレベルなのかも… 人生もうあくせくする必要はなく、住めば都になるかもしれません。高層ビルのない空は広く、自然が身近にあって食べ物は新鮮でうまい。でも、次はどこへ行きますかね?国外?まさか!

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