これだけ覚えていればミャンマー旅行は心配無用?旅の一言ミャンマー語!

公開日 : 2016年06月05日
最終更新 :

こんにちは!ヤンゴン特派員高野光輝(たかの こうき)です。

日本ももうすぐ梅雨入りの時期かと思いますが、ここミャンマー・ヤンゴンでも数週間前から3~4ヶ月も続く「雨季」が始まりました。

ぐずついた外出できないこんな時には意外と気が散らずに勉強ができたりするものです。

というわけで、今回は旅の一言ミャンマー語と題して旅行中に役立つフレーズを紹介します!

 まずは定番中の定番の「ミンガラーバー」。「こんにちは」や「どうも」といったニュアンスの挨拶言葉です。フレーズの最後の「バー」をやや上げるように発音すると良いです。空港や訪れた観光地、お土産屋さんなど旅行中に一番耳にする言葉です。

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 次は「チューズーティンバーデー」。これは「ありがとうございます」を意味し、何か人に良くしてもらった時などに使います。気の知れた仲であれば「チューズーバー(ありがとう)」と短縮して使うと親しみが伝わります。

 逆に何か人に良いことをして「チューズバー」と言われたときはどう答えるでしょうか。そんな時にミャンマーでは「ヤーバーデー(ヤーデー)」と答えます。「気にしなくていいよ」「当然のことをしたまでだよ」と謙遜の意味があるフレーズです。さりなげなく良いことをしてふと呟くとカッコイイ言葉で私も好きなミャンマー語の一つです。

 しかし「ヤーバーデー」にはもう一つの使い方があります。例えば旅行中ガイドが時間通りに来ずお目当ての場所に行きそびれてしまった...。こんな時にガイドは「ヤーバーデー」と言うのです。ここでの意味は「大丈夫さ」「たいしたことないさ」という言い訳にも聞こえる使われ方をするのです。

 知り合いのミャンマー人いわく「ミャンマーでは約束事や時間がきっちり守られることが少ないからお互い様という意味で『ヤーバーデー』を使うんだよ」とのこと。日本人の私たちからすれば理解に苦しむかもしれませんが、私はミャンマーの国民性をよく表して言葉だと思います。

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 難しいように思えるミャンマー語ですが、書き言葉を別にすれば語順も日本語と一緒で発音もそれほど気にすることはありません。ミャンマーを訪れる際にはぜひ今回のフレーズを使ってみてくださいね。ただし「ヤーバーデー」には気をつけて!

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