クロアチアの"KAKI"はどんな味?

公開日 : 2013年11月19日
最終更新 :

最近よくわが家に登場する秋の味覚。。。

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そう、KAKI。。。柿です!

数年前にスーパーで柿を始めて見かけた頃は"japanska jabuka(ヤパンスカ・ヤブカ)"と

表示されていましたが、最近では"KAKI"という名前が定着してきたようです。

ちなみにjabuka(ヤブカ)はクロアチア語で「りんご」。

なので、"japanska jauka"とは「日本のりんご」という意味です。

「日本のりんご」って、どうしてこんなネーミングになってしまったのでしょう。

う~ん。。。たしかに、熟してしまう前のちょっと固めのシャリシャリした食感はりんごに似てなくもない。。。

でも味は全然ちがいますよね^^;

ちなみに、クロアチアのKAKIの気になるお味ですが、日本の柿とおんなじです 笑

でも名前が日本語と同じKAKIだからか、食べるとなんだかちょっぴり日本が恋しくなってしまいます。。。

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日本で住んでいた時は毎年食べきれないくらいの柿をいただいていたので、

秋になると柿が食べられるのはあたりまえのように思ってじっくり味わうということをしませんでしたが、

ここで住んでいるとそのありがたみは10倍。

しかも、クロアチアでは私にとってKAKIはちょっとした高級フルーツなんです。

大手スーパーのKONZUM(コンズム)でよくKAKIが売られてますが、大抵ひとつ6クーナ程度。

日本円だとわずか110円程ですが、市場にいくと2キロのみかんが5クーナで買えるようなクロアチアでは、

ひとつ6クーナの柿は高級品です!

そんな訳で、値下げされているのを見かて即買いしては「ラッキー♪」と喜んでいる今日この頃です。。。

(● ´ ー ` ●) 単純なので。。。

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(今日買ってきたKAKI。ちょっと色がうすいけれどおいしかったです♪)

ところで、japanska jabuka「"日本"のりんご」っていうことは、柿の原産地は日本なの???と

ふっと疑問に思ってチョロット調べてみました。

Wikipediaによると、柿の原産地はどうやら日本ではなく中国の長江流域だそう。

こちらのページによると、なんと幕末に来日したあのペリー艦隊がKAKIをアメリカへ持ち帰り、そこからヨーロッパなど、世界中に広まっていったそうです。

ちなみに、私は柿を英語でなんと言うのか今まで知りませんでしたが、英語でも"KAKI"で通じるのですね。

(他の言語ではどうなんでしょうか~??)

というわけで、もともとの原産地は中国のようですが、世界中に広まった柿の元は日本にあったことから、

日本語のKAKIが定着したようです。

秋が過ぎ去ると共にKAKIも店頭から消えてしまうのかな~と思うと、ちょっとさみしいですが

あともう少しの間は楽しめそうです。

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