ザグレブ おすすめの博物館・美術館

公開日 : 2014年01月29日
最終更新 :

今週金曜日に開催されるNoć Muzeja。

クロアチア中のたくさんの博物館、美術館が参加するの(一覧はコチラ)で、どこに行こうか・・・と迷ってしまうと思います。今回は私の独断と偏見で、ザグレブのおすすめ博物館や美術館(今回のイベントで無料開放の対象となる博物館や美術館に限る)を次にご紹介したいと思います。

■ナイーブアート美術館 (Hrvatski muzej naivne umjetnosti)

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きっとかなり込むだろうけれど、それでもこの金曜日に友達と一緒に行きたいなぁと思っているNo1の美術館がここ。アートが好きな方なら、ザグレブに来たらぜひとも訪れていただきたい美術館です。

日本では「素朴画」とも訳されるナイーブアートとは、もともと美術に関する正式な教育を受けていていない人たちが独学で描いた絵のことを指すのですが、クロアチアのナイーブアートはガラス板に描かれているのが特徴です。

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(ガラス板に描かれた美しいナイーブアート)

この美術館ではクロアチアを代表するナイーブアートの画家たちの美しい作品を鑑賞することができます。

小さな美術館ですが、幻想的で懐かしい感じのする、心がほっこりするような作品たちにたくさん出会えます!

HP: http://www.hmnu.org/en/

住所:Cirilmetodska 3

■メシュトロヴィッチのアトリエ(Atelijer Meštrović - Muzeji Ivana Meštrovića)

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「クロアチアのロダン」とも呼ばれる、クロアチアを代表する彫刻家「イヴァン・メシュトロヴィッチ」のギャラリーもこの日無料開放されます!

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(スプリットのグルグール・ニンスキ像)

スプリットの"グルグール・ニンスキ像"や、ザグレブのクロアチア国立劇場前の噴水"生命の泉"などなど、クロアチア中(クロアチアに限らず、旧ユーゴスラビア地域の様々な場所で同氏の作品を目にすることができます)でメシュトロヴィッチ氏の作品を目にしますが、そんな超有名、天才的な彫刻家である同氏の様々な作品が展示されているアトリエです。

HP : http://www.mdc.hr/mestrovic/atelijer/index-hr.htm

住所 : Mletačka ulica 8, 10000, Zagreb

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■ミマラ博物館(Muzej Mimara)

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イギリスのロンドンで「博物館」といえば「大英博物館」ですが、ミマラ博物館はザグレブの「大英博物館」のような位置づけで、ザグレブの博物館といったらまずはここ!という王道の博物館です。(規模は大英博物館に全く敵いませんが。。。^^;)

ラファエロ、ベラスケス、ルーベンス、レンブラントなどをはじめ、数々の絵画が展示されています。その他、古代エジプトの遺物や中国や日本から集められた陶磁器など、約4000点もの貯蔵品を抱えています。私の個人的な感想では、他の博物館と比べると王道すぎて面白みがない。。。かもしれませんが、やっぱり「王道」ですし、今回のイベントでは入場料無料なので足を運んでも損はないかと。

HP: http://www.mimara.hr/en/us/

住所: Rooseveltov trg 5

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■美術工芸博物館(Muzej za umjetnost i obrt)

地球の歩き方ガイドブックによると。。。

「クロアチア内外の装飾美術、工芸品を展示する美術館。建物は19世紀のもの。

 収蔵品は、家具、陶磁器、グラス、タペストリーなど多岐にわたる。 様子もゴシック、アールヌーヴォー、アールデコ、モダンアートと幅広く、まさに中世から現代のものまでの 「ものから眺めたクロアチアの歴史」といった内容になっている」

私にとっては特にガラス製品の展示物が美しいのが印象的な博物館です。 ロマンチックなヨーロッパ家具が好きな女性の方ならきっと楽しんでいただると思います!

HP : http://www.muo.hr/

住所 : Trg maršala Tita 10

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■現代美術館(Muzej suvremene umjetnosti)

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(たくさんの興味深い作品が展示されています)

クロアチア国内のアーティストを中心に、モダンアートの作品が展示されている美術館です。

OPENして間もない頃に行ったことがありますが、わたしの理解をはるかに超越している作品が盛りだくさんでした。。。

私ごときには理解不能でしたが、色んな意味でなかなかおもしろい美術館でした。

ただ、ザグレブの中心部からは外れているので、現代美術館に行くのであればトラム(6番、7番、14番のいずれかでMuzej suvremene umjetnosti駅まで移動)を利用するといいでしょう。

(ここで紹介している博物館・美術館は、この現代美術館以外はすべてザグレブ市内の中心部に集まっています)

HP : http://www.msu.hr

住所 : Avenija Dubrovnik 17

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■近現代美術館(Moderna galerija)

こちらは現代美術館とはかなり様子の違う、「近現代美術館」。

19世紀から20世紀にかけてのクロアチアの絵画を多数展示している美術館で、「現代美術館」とは違い「THE美術館!」というような美術館です。

日本ではクロアチア出身の画家はほとんど知られていませんが、この美術館ではそんなクロアチアの画家たちの作品をたくさん鑑賞できます。

HP : Andrije Hebranga 1

住所 : http://www.moderna-galerija.hr/

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■民俗学博物館(Etnografski muzej Zagreb )

ザグレブっ子の友達に「クロアチアの民族衣装が見られるから!」とおすすめされた博物館。クロアチアを中心に、ラテンアメリカやアフリカなど世界各地の伝統的な習俗や生活文化を紹介している博物館です。クロアチア各地の伝統的な民族衣装がたくさん展示されているので、東欧の可愛らしい民族衣装がお好きな方は必見です!

HP: http://www.emz.hr/intro.html

住所:Mažuranićev Trg 14

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■考古学博物館(Arheološki muzej u Zagrebu)

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先史時代から中世までのクロアチア文化の歴史を学べる博物館。

中でも有名なのが、20クーナ札に描かれた「ヴチェドルのハト(Vucedolska Golubica)」と呼ばれる、ハトの形をした土器。この土器は、紀元前2800年~2500年頃のもので、クロアチア東部で発見されたものです。大英博物館でいうと「ゲイヤー・アンダーソンの猫 」のような存在(?)で来館者の注目を集めています。

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(20クーナ札にも描かれている、クロアチアを代表する土器)

古代エジプトのコレクションが豊富で、昔古代エジプトに憧れて考古学者になりたいな~なんて夢に見ていた時期があった私には結構おもしろい博物館です。この博物館では、エジプトから運ばれて来た、木棺に納められた「ザグレブのミイラ」も間近に見ることができます!

HP : http://www.amz.hr

住所 : TRG NIKOLE ŠUBIĆA ZRINSKOG 19

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何度もしつこいですが、かなり冷えると思うので寒さ対策はしっかりと、クロアチアのナイト・ミュージアムを楽しんでください♪

★ガイドブックに載っていないクロアチア、スロベニア観光情報満載『クロたび 』もよろしくお願いします★

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