オーディション番組「The voice of Switzerland」優勝は17歳の女の子!

公開日 : 2014年04月23日
最終更新 :
筆者 : mizuki

歌手を目指す人々のためのオーディション番組「The Voice of Switzerland」。

スイス全国から多くの人々が番組に応募し、審査を通った40人が熱いバトルを繰り広げました。

この番組の発祥の地はオランダ。

実はヨーロッパやアメリカ等でお馴染みの様々な番組は、

オランダのTV局が制作したのがきっかけで世界的に広がったものが多いです。

先日決勝戦が行われた「The Voice of Switzerland」では、視聴者による生放送中のTV投票が行われました。

見事グランプリに輝いたのは、17歳の女の子「Tiziana Gulino」さん。

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透明感のある歌声と、キュートなルックスで人気を集めました。

番組ではスイス人有名アーティストが審査員として参加し、

初回には「ブラインド オーディション」が行われます。

歌声のみで候補者の才能を見極め、審査員がボタンを押すとイスがくるりと回転し、

初めて候補者の姿が見られるというシステム。

その後審査員と共に候補者はボイストレーニングを重ね、

オーディション番組が用意した様々な難関をくぐり抜けて行きます。

見所は、候補者同士がリングに見立てたステージ上で同じ曲を一緒に歌う「バトル」。

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優勝したTizianaさんは、男性候補者と共にバトルを繰り広げました。

我が家ではイギリスのTV番組も見る事が出来るのですが、

イギリス版の同じ番組「The Voice of UK」を見ているとスイスとの文化の違いに驚かされます。

イギリス版では、初回から候補者達はドレスアップし自分をプロデュースすることを心がけているように見えます。

女性は必ずと言っていいほどハイヒール & お化粧バッチリの姿で登場します。

スイス版では、ほとんどの女性がスニーカーに普段着。

自分が何者かを見た目で表現するより、中身や歌唱力で勝負だ!というスイス人と、

セルフプロデュースに長けていてファッションやパフォーマンスも歌手として大切な事だと捉えるイギリス人。

番組内の「バトル」では、イギリス版は本当に「戦っている」感じが伝わりますが、

スイス版では共に「協力し合う」感じが滲み出ています。

昨日のお伝えした「FC Zürich」優勝時の様子と言い、オーディション番組と言い、

スイスらしさがとても出ていて面白いなぁと、私はTVの前でまたまた感心したのでした。

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