スイス脱線事故 土砂崩れの危険性は予知出来なかったのか
スイスメディアによると、脱線事故が起きた8月13日はスイス東部で記録的な大雨に見舞われていた事が分かりました。
スイス国内のみならず、ヨーロッパ各国で列車事故の様子が報道されています。
2014年8月14日のニュース (音声ドイツ語) ニュース専門チャンネル「ユーロニュース」より
事故のあったグラウビュンデン州では、
発生の24時間前には40〜60ミリの雨量があり、既に土砂崩れが数カ所で発生していたそうです。
40〜60ミリの雨量とは、一体どのくらいの雨の強さなのでしょうか?
気象庁によると、降水量が50ミリを超えると
「傘が全く役に立たないほどの非常に激しい雨で、滝のようにゴーゴーと降り続く」と説明がされています。
大雨が原因で土砂崩れが発生し、列車の脱線が起きてしまった今回の事故。
危険性を予知出来なかったのでしょうか?
レーティッシュ鉄道の広報担当は、「確かにひどい雨が2日間降り続き、土砂崩れの危険性はあったが、
この路線で土砂崩れが起きたのは今回が始めて。土砂崩れはどこで起きるか予知できないものだ」と説明。
地元警察は「どこでこのような災害が起こるのかは予測がつかない。
傾斜面の角度、地盤の緩み、降水量、地学的要素によって異なるためだ」との見解を発表しています。
(swissinfo.chより引用)
事故現場では、崖を滑り落ちた車両の撤去作業が始まっています。
本日8月16日にグラウビュンデン州警察の記者会見が行われる予定です。
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