キャンプサイトの選び方を知っているとオーストラリアのキャンプが何倍も楽しくなる/オーストラリアキャンプ(5)

公開日 : 2019年06月28日
最終更新 :

こんにちわ。オーストラリア大陸からアデレード特派員のさくら麻美です。

現在、西オーストラリアの海岸沿いにいます!

南オーストラリアは現在10℃以下の毎日のようですが、ここ西オーストラリアは15℃以上、日中は暖かいです。

東西南北、州によって時間も違えば、気温も違う。。。大陸の広さを感じます!

今回はオーストラリアのキャンピングサイト!!のことについて紹介したいと思います。

↓キャンプサイトによっては、灯りが少なくて星空撮影にはばっちりな場所もあります↓

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↓車のライトがあるのでまだまだ綺麗には見えませんが、時折流れ星が見えています↓

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オーストラリアは広い!日本の約21倍という大きさ。

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最近、この国内を楽しもうとキャンプが人気のようです。

キャンピングサイトによっては数か月先のスクールホリデーは、予約でいっぱいというところもあるくらい。

みんなどんなところでキャンプしているのか、気になりませんか?

広いからどこでもキャンプができる!と思っているとこんな看板が・・・

↓No Campingの看板があるところは、キャンピングができません!!↓

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基本は、キャンパーたちは自分たちのキャンピングカーで回っているようです。それを裏付けるのは、国立公園周辺では、多くのキャンピングカーとすれ違います。

↓このようなキャンピングトレーラーを4WDの車にくっつけて走ります↓

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★キャンパーたちに人気のキャラバンパークとは??★

キャンパーたちがキャンピングで使う場所にはいくつかありますが、もっとも手ごろなのは、キャラバンパーク(ホリデーパーク・ツーリストパークという名前のところもあり)と呼ばれているところです。

↓町の中心部にあるものもありますが、町から離れてこんな場所にも↓

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キャンピングカーにはシャワーもトイレもついていますが、とはいえ、やはり簡易。できれば暖かいお湯を十分に使ってシャワーを浴びたりしたいものです。

そんな想いをかなえてくれるのがこのキャラバンパークなのです。

パーク内には、共同キッチン・シャワー・トイレがあって自由に使えます。洗濯機や乾燥機(いずれもほとんどが有料)を併設しているところもあります。

↓共同キッチンと食堂、いつでも自由に使えるので便利です。狭いキャンピングカーと違って解放感があります!↓

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基本、パーク内は3ゾーンに分かれてます。

1、キャビン:キッチン付きのコテージ(普通のワンルームと変わらないので値段もホテル並みのところがほとんどです)、キャンピングカーがない場合

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2、パワーサイト:電気プラグがあるので、キャンピングカーと電気ケーブルで繋いで電気の供給ができます(キャンピングカーの電気には限りがあるので)

↓パワーサイトの電気プラグ、キャンピングカーから電気コードを繋いで使います↓

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3、アンパワーサイト(パワーがいらないという意味):キャンピングカーが停められるだけのサイトです(が、共同キッチン・シャワー・トイレは使うことができます)。2のパワーサイトと比べると大体10豪ドル前後安くなります。

キャンピングカーのキャンパーたちがよく利用するのは2のパワーサイトです。大量ソラーパネルを持ったキャンパーたちは自家発電ができるため、若干安めのアンパワーサイトも人気!

★自然が大好きな人にお勧めの国立公園内のキャンプサイト★

国立公園内のキャンプサイトもキャラバンパークと形式は変わりませんが、景観が素晴らしく、値段も安い!人気のところは予約でいっぱいの時があります。

なお、国立公園やその他、人気のスポット周辺は、道路脇でのキャンプが禁止されていることが多いので、移動前にあらかじめキャンプサイトを調べてできれば予約するのが安心です(最近は事前にオンライン予約が必要のところもあるので事前チェックは欠かせません)。

★まったく無料のキャンプサイト★

オーストラリア国内は長距離を走る場合が多いので高速道路の脇に無料のキャンプサイトを時々見かけます。

林のなかだったり小高い丘の上だったりします。基本は共同トイレのみというところが多いようです(トイレもない!というところもあり)。

建物が少なく町灯りが少ない場所が多いので星空が綺麗に見えます。

キャンプサイトではなく、一時休憩場所のようなところもあります。キャンプ禁止と立札がなければ一夜過ごすことはできます!

オーストラリアのキャンプライフいかがでしたか?

環境などの違いで大きく違う休日の過ごし方、オーストラリアでのキャンプは休日の過ごし方を考えさせられるものがあると思います。

是非一度体験してみてくださいね!

(photo & txt : Asami Sakura)

筆者

オーストラリア特派員

さくら麻美

南オーストラリア州のアデレード観光ガイドそして留学生の伴走者・フォトグラファーとして活動。

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