300キロに渡るコーラルリーフが人気の秘密は?/オーストラリアキャンピング(4)

公開日 : 2019年06月20日
最終更新 :

ハロー、オーストラリア大陸からアデレード特派員のさくら麻美です。

南オーストラリア州を抜けて北部ダーウィンから今度は西に下りてきました。

道中が長く、書くことは山のようにあるので少しずつ紹介していきたいと思います。

今回はビーチから。

↓カモメやペリカンなどが多いところでは、水中に魚が多い証拠、鳥たちが餌を求めているからです↓

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オーストラリアのコーラルと言えば、グレートバリアリーフ!。日本の皆様にもお馴染みの場所だと思います。

今回紹介するのは、西オーストラリア州のNingaroo reef(ニンガルーリーフ)。世界遺産のNigaroo coast(ニンガルーコースト)に広がるコーラルリーフです。

オーストラリアでは、グレートバリアリーフと同じくらいにシュノーケリングやフィッシングスポットとして人気!!

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何故そんなに人気なのか、ニンガルーコーストをキャンプして人が集まる理由がわかりました。

①一年中暖かい

暖かいのは外気だけではなく、海水温は年間を通しても22℃以上。(20℃以上にならない南オーストラリア州の海とは比べ物になりません!)

6月になると、この暖かい海を求めて各地からキャンパーが集まります。

↓ある日の海の前、こちらはニンガルーコーストの中でも大人気のキャンプ場、所狭しと止まっているキャンピングカーです↓

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②国内では、一番広くて長く、そして海岸近くにコーラルが広がる

コーストに沿って南北約300キロに渡ってコーラルが広がります。しかもこのコーラルは海岸に近いところに広がっている部分があるため、ビーチからシュノーケルなどで簡単に見に行くことができるんですよ。本当に久しぶりにシュノーケルで海に潜ってみました。

↓沖合5~10メートルほどの海底のコーラル↓

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↓時折魚の集団が目の前を通り過ぎていきます↓

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③観光客よりもキャンパーや地元の人が多いのでローカルな話題が満載!

西オーストラリアの州都パースから飛行機の乗り継ぎまたはバスという交通の便の悪さもあって、ここに集まってくる多くはキャンパーたち。

中には、冬のオンシーズンの数か月を滞在、仕事をするという人や、長期間滞在しているキャンパーの姿も。

この時期に通うというお馴染みさんたちが多いので、地元の情報や海の話題を聞くと、丁寧に教えてくれます。

ガイドブックには出ていない地元ならではの情報が聞けたりします。またキャンプサイトのことにも詳しい人がいたりしてとっても参考になるのです。

↓地元の人から聞いたコーラルのベストスポットにはラベンダー色のコーラルが広がっていました!

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シュノーケリングやウェットスーツは、ビーチですぐに借りることもできます!

(売っているお店が多くはないので気に入るものがない場合は、借りたほうがいいです、私はちょうどウェットスーツの合うサイズが見つかったので買いました!)

★サンゴには触らない★

一部のサンゴは白化しているそうですが、今はかなり修復したとのこと。

ここでの潜る約束の一つは

「サンゴには絶対触れない!」というものです。

こんな風に約束事があるからこそ、こんなに広いコーラルを壊さずに守ることができるのでしょう。

このニンガルーリーフに広がるビーチに行くためにはいくつかの方法がありますが、一番便利なのはやはりキャンピングカー、キャンプサイトもたくさんあるのでお勧めです。次回にはキャンプサイトの使い方などを紹介したいと思います。

筆者

オーストラリア特派員

さくら麻美

南オーストラリア州のアデレード観光ガイドそして留学生の伴走者・フォトグラファーとして活動。

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