エアーズロックに何が起こった?
こんにちわ。オーストラリア大陸からアデレード特派員のさくら麻美です。
今回のキャンプの目的の一つが、エアーズロックを見ること!でした。
5月の最初に立ち寄った国立公園がここ。最近、この公園でのマナーの悪さが目立っているとか。
今日はこちらのテーマ、公共の場ではマナーを守ろう!です。
↓国立公園エアーズロック近くのエアーズロックリゾート、今ある事情で大騒ぎになってるのです↓
↓エアーズロックリゾートの中のキャンプサイトエリア、5月初めでもすでにほぼいっぱい↓
なぜ、そんなに混雑をしているのか、
ご存知の皆様も多いかと思いますが、
このエアーズロックの登山禁止!!というニュース。
10月から正式に登山禁止ということで今、かけこみ観光ブームなのがここなのです。
私が5月に行った時に、びっくりしたこと、観光客の半分以上が日本人でした(15年オーストラリアに住んでいて実はあんなにたくさんの日本人を見たのは初めてでした)。
私が日本人と知っていて、友人やキャンプ仲間が私に質問を投げかけてきました。
「なぜ、日本人はセルフィースティック持ってるの?」
「なぜ、日本人はマスクしているの?」
なぜなぜの連発。。。
↓エアーズロックリゾートから見る夜空↓
オーストラリア人にとってたくさんの日本人が相当珍しいようです(笑)
ところで、あと3か月ほどで登山禁止となる今、大きな問題に直面しているエアーズロック。
こんなに多くの人が訪れる受け皿がないために今地域で起きている問題が、キャンプ場してはいけない場所での違法キャンプなのです。国立公園内は、アボリジニの土地であり保護されているにも関わらずマナーの悪さも目立つようです。
実際にエアーズロックに登山を試みるのはほんの一部の人なのですが、それでも連日鎖のように絶え間なく人が登っている姿が伝えられています。そのためにケガをする人も。
もしこれからエアーズロックへの観光を予定されている方はご注意くださいね。
↓何もないからと言っても路上キャンプは禁止です!↓
1.宿泊施設は予約済みの場合が多いので、観光される前に必ず予約できるかどうか確認してください。
2.国立公園内は、キャンプ禁止の場所がほとんどです、宿泊施設の予約がない場合での道路脇でのキャンプは違法になりますのでご注意ください。
3.エアーズロックはかなり傾斜がきついです、登って下りるまでの時間に余裕を持たせてください。
4.オーストラリアは冬、日が沈むのも早いのをお忘れなく。
5.エアーズロックはアボリジニの聖なる地です、決して観光名所というだけではないことをお忘れなく。
6.基本的ですが、ゴミは各自で持ち帰りましょう。
せっかく思い出をつくるために行くエアーズロック、マナーを守って、安全に楽しい時間が過ごせるようにしたいものですね。
筆者
オーストラリア特派員
さくら麻美
南オーストラリア州のアデレード観光ガイドそして留学生の伴走者・フォトグラファーとして活動。
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