【コロナ関連情報】日本⇔オーストラリア間の渡航状況など

公開日 : 2022年05月21日
最終更新 :

南半球は真冬を迎え、寒い日が続いています。covid-19はまだ落ち着いてはいませんが、私の住むポートリンカーンでは、(医療施設など一部を除き)マスク着用が強制ではなくなりました。人の移動風景などは、日常に戻りつつあります。今日は、現在の渡航状況などをお知らせします。

以下、(一部)南オーストラリア州管轄のメルボルン領事館のサイトより 2022年4月22日現在COVID-19関連情報(VIC, SA, TASの3州共通)

1.日豪間のフライト

現在、通常運航している日本への直行便は全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)のみです。詳しい運航状況は以下の通りです。なお,第三国経由で帰国する方法もなくはありませんが,国によっては乗り継ぎを認めない場合がありますので注意が必要です。各国の制限情報の確認については海外安全ホームページが参考になります。海外安全ホームページ(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限)

航空券のご予約については、日本語対応可能な旅行会社リストをご利用いただけます。

なお,ANAは,同社の名前を使用するなりすましメールへの注意を呼びかけておりますので,ご注意ください。○日本航空ウェブサイト

2.日本への渡航と検疫

(1)豪州からの入国豪州から日本へ入国する皆様へ (在オーストラリア日本国大使館)ア 検査証明海外から日本へ入国するすべての方は、検疫所へ「出国前72時間以内の検査証明書」の提示が必要です。「出国前72時間以内の検査証明書」が提示できない場合、検疫法に基づき、日本への上陸が認められないことになります。検査証明の様式は、出国前72時間(検体採取から搭乗予定航空便の出発時刻までの時間)以内に検査を受けて取得した、所定のフォーマットを使用してください。ただしかかりつけの医師に相談し所定のフォーマットを使用することも可能(ただし国際線搭乗拒否される事案も報告されているので十分ご注意ください)。日本への入国に際し、他国の空港で乗り継ぎをする場合、当該空港においても、別途COVID-19検査証明書や、検査機関に対する要件が定められている場合がありますので、当該空港及び、当該国政府の公表情報等をご確認ください。

水際対策に係る新たな措置について(厚生労働省)海外安全ホームページ:広域情報 ・到着前に質問票WEBへの入力が必要です。詳しくはリンクをご確認ください。

イ 誓約書検疫所にて配布される書類です。入国後の自宅等での待機、公共交通機関の不使用、LINEアプリ等での健康フォローアップ、地図アプリ機能等による位置情報の保存、保健所等から位置情報の提示を求められた場合には応ずること、接触確認アプリの利用等について内容をよく理解したうえで誓約書を検疫所へ提出してください。詳しくは以下のリンクをご確認ください。

3回ワクチン接種証明書保持者に対する日本入国後・帰国後の待機期間短縮について2022年2月24日、「水際対策強化に係る新たな措置(27)」が発表され、3月1日午前0時(日本時間)以降、豪州から日本に入国する人に対する日本入国後の措置が変更になりました。ア 入国後の自宅等待機期間の変更等について(厚生労働省HP)イ 水際対策強化に係る新たな措置(27)(本年3月以降の水際措置の見直し)(厚生労働省HP)ウ 「水際対策強化に係る新たな措置(27)」Q&A(厚生労働省HP)エ 検疫所が確保する宿泊施設での待機・誓約書の提出について外務省海外安全ホームページ厚生労働省新型コロナウィルス感染症相談窓口(検疫の強化)日本国内から:0120-565-653海外から:+81-3-3595-2176(日本語、英語、中国語、韓国語に対応)

3.豪州への入国以下の豪州政府のページから豪州への入国に必要な情報が確認できます。豪州内務省(英文)

(1)渡航申告ア 2020年12月9日以降、豪州に入国を希望する全ての者(豪州人及び永住者含む)は、出発地を出発する少なくとも72時間以上前に、オンラインで、オーストラリア渡航申告書(Australia Travel Declaration)への事前登録が求められています。なお、この事前登録を行わない場合、飛行機に搭乗出来ない、または、豪州到着時に、入国までに長時間を要する可能性があるとのことです。また、トランジットの場合も事前登録は必要です。詳細は下記をご参照ください。

イ 各航空会社のHPでも案内されておりますので、併せてご参照ください。全日空(ANA)日本航空(JAL)

ウ メルボルン空港に到着される方Information for overseas travellers ワクチン接種を完了した日本から豪州に渡航する日本国籍者は、隔離なしで豪州への入国が可能となる旨発表についてワクチン接種を完了した日本から豪州に渡航する日本国籍者は、隔離なしで豪州への入国が可能となる旨発表しました。現時点で、本件措置に参加している州は、NSW州、VIC州及びACTです。本件措置は12月15日に開始されています。対象者は、豪州到着後、各州の規則に従ってPCR検査や隔離を行うことが求められます。本件措置に参加しているNSW州、VIC州及びACTはいずれも、ワクチン接種を完了した海外からの渡航者には72時間の隔離(ホテルや自宅も可)や、到着後24時間以内を含む複数回のPCR検査を義務づけています。詳細は以下リンクを参照ください。在オーストラリア日本国大使館12月21日(火)以降、ワクチン接種を完了した海外からのVIC州及びNSW州への入州後の72時間の自己隔離義務は撤廃されます。ただし、入州者は、入州後24時間以内に新型コロナウイルス検査を受検し、結果が陰性と判明するための期間、自己隔離を行う必要があります。また、入州者は、豪州に向けた出発便の搭乗前3日以内に新型コロナウイルス検査を受検し、陰性結果を提示する必要があります。詳細は以下のリンクを参照ください。VIC州及びNSW州における海外からの入州者を対象とする72時間の自己隔離義務の撤廃(12月21日(火)以降)

*2022年4月30日(土)以降、以下の規制緩和が適用されます。ワクチン未接種の海外からの帰還者に対する強制隔離義務が撤廃されます。症状のない外国人旅行者は、到着時にPCR検査または迅速検査を受けることが推奨されますが義務付けられることはなく、ワクチン未接種の旅行者は7日間の検疫が不要になります。ワクチン未接種の旅行者に対する出国前検査も解除される予定です。High Vax Rate Means Most Restrictions Can Safely Ease | Premier of Victoria

日々内容が変わる場合があるので、入出出国を決める際、または直前にも必ず新しい情報を確認してください。

筆者

オーストラリア特派員

さくら麻美

南オーストラリア州のアデレード観光ガイドそして留学生の伴走者・フォトグラファーとして活動。

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