【5月1日スズランの日|Fête du Muguet】フランスでスズラン売りにまつわる決まり事
フランスでは、5月1日はスズランの日。
最近日本でも知られるようになりましたが、
「スズランは幸運をもたらす」と、フランスでは、5月1日にスズランを贈る習慣があり、
シャルル9世のルネッサンス時代、1561年5月1日にさかのぼります。
5月1日のフランスならではの光景といえば、街中に1日限定のスズラン売りがあらわれること。
さて、そのスズラン売りにまつわる決まり事というのがるそうです。フランスの法律で決められていることがあるのを、皆さんはご存じでしょうか?
Vente de Muguet スズラン売り
どんな決まり事があるのでしょう?
◎ 路上でのスズラン売りは特別に許可されているのは5月1日のみ限定
◎ 野生のスズランのみ、路上で売る
→ラッピングしていないスズランに限る。他の花を混ぜて(例えばブーケにして)販売しない。
◎ スズランの販売は少量で。
◎ お花屋さんの近くでは販売しないこと。またテーブルを置いて販売しない。
◎ 通行人や車の運転に危険を及ぼさないように、また妨げにならないように。
等々、フランス全国スズラン売りについての法律。
決まり事があって国が認めているのも、やはり、フランスの伝統だからともいえそうですね。
筆者
フランス特派員
リリィ
フランス在住14年目。仏文簿記の国家取得を目指し学習中。
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