【トゥール|クリスマスツリー】もみの木のインスタレーション- Sapain de noel
トゥール市庁舎前のジャン・ジョレス広場に、毎年クリスマスには巨大なもみの木が設置されます。今年もインスタレーションが12時から15時まで、3時間にわたって作業が行われました。
トゥール市が探す理想のもみの木とは?
秋になると、ジャン・ジョレス広場に設置するもみの木をネット等を通して、トゥール市は候補となるツリーを探し始めます。
木の条件:
①トウヒ(属)またはモミ(属)の針葉樹。
②高さは、16~20メートル
③美観はバランスの取れたシルエット
④葉がしっかりついている
⑤ツリーの形を形成するラインに穴となるものがない
⑥木のピックアップのために公道からアクセスしやすい場所に植わっている、また、空中に妨げとなる電線などがないこと
以上の条件を満たせば、クリスマスツリーの候補としてトゥール市が検討します。
インスタレーションはサイズを測りながら
写真上にある幹のサイズに合わせた穴があいた赤い板。
この板を、空中に浮いた巨大針葉樹の幹裏から合わせて、木に赤い印をつけて行きます(写真下)。写真の右手に見える板で、木の足元を固定して、設置作業は終了。
最後に、縄で縛られた枝を広げるために、縄をほどいていきます。
3時間の作業後、イルミネーションを設置するために、電気技術者が後から来ると話していた作業員の方。
インスタレーションは、11月14日に終了。でも、クリスマス・イルミネーションは、すぐには点灯せず。
街全体のクリスマスイルミネーションに合わせて、一斉に11月22日から、イルミネーションが始まります。
11月22日以降にジャン・ジョレス広場にいらしたら、ぜひ、クリスマスツリーをみて見てください。
Place Jean Jaurès, 37000 Tours
筆者
フランス特派員
リリィ
フランス在住14年目。仏文簿記の国家取得を目指し学習中。
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