【8月27日付】新型コロナウイルスが活発化している要注意な「赤いゾーン」と指定された21県
外出禁止が解除された頃は、新型コロナウイルスと感染が確認された人数は、2020年8月28日には最高の7379人。8月29日、30日と引き続き5000人台と安定しましたが、数字は増えています。先日、フランス時間8月28日、現地フランスでは、生中継でテレビ放送されましたが、カステック首相やヴェラン保健相、ジャン=ミシェル・ブランケール国民教育・青少年・スポーツ大臣がフランス国内で、感染リスクが高い要注意な「赤いゾーン」と指定した県を発表し、ジャーナリストや首相、大臣も、皆マスクを着けたままの記者会見が行われました。
2県から新たに19県追加、計21県が赤いゾーンへ警告
以前より、新型コロナウイルスが活発に循環している地域「赤いゾーン」として指定されてたのが「パリ」とマルセイユを含む 「ブーシュ=デュ=ローヌ県(Bouches-du-Rhône)」の2県でしたが、今回新たに19県加わり、フランス国内では計21県が、感染リスクが高い地域としてさらに追加されました。
「赤いゾーン」指定の21県
① パリ(Paris)
② ブーシュ=デュ=ローヌ県(Bouches-du-Rhône)
③ ロワレ県(Loiret)
④ セーヌ=エ=マルヌ県(Seine-et-Marne)
⑤ エソンヌ県(Essonne)
⑥ ヴァル=ドワーズ県(Val-d'Oise)
⑦ イヴリーヌ県(Yvelines)
⑧ サルト県(Sarthe)
⑨ ヴァル=ド=マルヌ県(Val-de-Marne)
⑩ セーヌ=サン=ドニ県(Seine-Saint-Denis)
⑪ オー=ド=セーヌ県(Hauts-de-Seine)
⑫ ローヌ県(Rhône)
⑬ ジロンド県(Gironde)
⑭ オート=ガロンヌ県(Haute-Garonne)
⑮ エロウ県(Hérault)
⑯ ガール県(Gard)
⑰ バ―ル県(Var)
⑱ アルプ=マリティーム県(Alpes-Maritimes)
⑲ グアドループ県(Guadeloupe)
⑳ マルティニーク県(Martinique)
㉑ ギアナ県(Guyane)
以上となります。
赤いゾーン指定地域でのマスク着用の義務化について
8月28日(金)午前8時より、パリ市および周囲3県(セーヌ=サン=ドニ県、オー=ド=セーヌ県、ヴァル=ド=マルヌ県)の全域における公共空間においてマスク着用が義務付けられています。また、赤いゾーン以外の県でも人口が多い通りや地区の一部を、地域ごと、通りごとでマスク着用義務を規定している都市もあります(例えばトゥール市)。実際、町を歩いていると、「マスクを着けなければいけない地域」と「マスク着用は任意」の地域の「境界線」が非常にわかりづらいときがあり、とりあえず、外出時には、マスクを常につけていれば安心、マスク着用のまま歩いているのが無難ともいえます。
【情報元】BFM TV/たびレジ
【文:アンジボー由利子】
筆者
フランス特派員
リリィ
フランス在住14年目。仏文簿記の国家取得を目指し学習中。
【記載内容について】
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