【ロワール古城秋のイベント リヴォ城】2020年秋のフラワーフェスティバルは10月24日・25日

公開日 : 2020年10月20日
最終更新 :
筆者 : リリィ
Rivau1.jpg

リヴォ城の歴史は?

地元では、リヴォ城といえば庭園とバラ、というくらい庭園とバラが有名なお城です。シノン近くのレムレ(Lémeré)村に位置し、フランス国王シャルル7世の高官のひとり、ピエール・ド・ボヴォ(Pierre de Beauvau)が国王の許可を得て、1445年に建築されました。お城の建築は、中世時代とルネッサンス様式を兼ね備え、今日では、現代アートの要素が加わりました。お城の敷地内、城内を散策すれば、現代アートなども見受けられます。また、ジャンヌ・ダルクが100年戦争の際に、戦闘用の馬を探しに、オルレアンへ行く途中にリヴォ城へ立ち寄ったお城でもあります。

Rivau2.jpg

秋のフラワーフェスティバル│見どころ&おすすめ秋のフラワーフェスティバルなどのイベント期間は、通常のお城の入場料で、お城の城内観光、庭園、そして秋のフェスティバルと2倍楽しめるところがポイントです。

Rivau3.jpg

小さな子供から大人まで、さまざまな体験教室(ハロウィンかぼちゃ彫刻など一部有料体験教室もあり)や、庭園内に並ぶ多くのスタンドでは、園芸や花関連のアクセサリーや園芸道具などのショッピングも楽しめ、特に秋のフラワーフェスティバルはお花のイベントだけあって、お花好きの子供たちや大人向けのお花を使った体験教室が豊富です。

イベントの期間に合わせて、ゆったり過ごすならば、リヴォ城の宿泊サービス(全12室)を利用して、パリから1泊2日のリヴォ城への旅も可能です。シャトーホテルでラグジュアリーなのにアットホームな温かいおもてなしと、お城が閉城して入場者がいなくなった贅沢なお城の夜と朝を満喫できます。そしてお城のおみやげコーナーも必見です。おいしくてお手頃なリヴォ城の赤ワインから、ジャム、お花のハーブティー、ガーデニンググッズ、お花関連のさまざまなグッズを見ているだけでも楽しくなりますし、リヴォ城のかぼちゃスープのボトルなども店内に並んでいます。

新型コロナウイルスが収まったら、いつか訪れていただきたい、すてきな花と庭園のお城、リヴォ城を紹介しました。リヴォ城の2020年度の開館最終日は11月1日となり、以降は冬季期間で閉館となります。2021年の4月から再び開館となります。来年は少しでも新型コロナウィルスの状況が変わってくれていることを願いつつ、今週末の秋のフラワーフェスティバルに、筆者も、日本伝統文化いけばなを紹介するために参加してきます。皆様も、健康第一でどうぞお過ごしくださいませ。

■リヴォ城&庭園|Château et Jardins du Rivau

・住所: 9 rue du Château - 37120 Lémeré

・電話: 02 47 95 77 47

・公式サイト: https://www.chateaudurivau.com/fr/

・アクセス: フランス国鉄シノン(Chinon)駅からタクシーで15分

・入場料: 大人 €9、子供(5-18歳) €6

・ファミリー割引: 大人2名&子供2名または2名以上 €26

・食事(城内のレストラン): ラ・ターブル・デ・フェ→要予約

   フュエ

【文:アンジボー由利子/ 写真提供:リヴォ城©Château du Rivau】

筆者

フランス特派員

リリィ

フランス在住14年目。仏文簿記の国家取得を目指し学習中。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。