【ツール・ド・フランス2021│第6ステージ(7月1日)】舞台はサントル・ヴァル・ド・ロワール地方

公開日 : 2021年07月12日
最終更新 :
筆者 : リリィ

2021年ツール・ド・フランス真っ只中のフランスです。今年は、沿道からはみ出た観客に走行中の選手が接触し、多くの選手が転倒して棄権や負傷しながらの参加など、幕開けから注目を浴びた年となりました。2021年6月26日から、第1ステージはブルターニュ地方のブレストからスタートし第6ステージ、7月1日は、ここサントル・ヴァル・ド・ロワール地方が舞台となりました。

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第6ステージはトゥール出発

あるとき、鉄の柵がトゥール市内の道路脇の隅に束ねた状態で置かれ、さらには彼方此方に道路の通行止め期間が書かれた看板が設置されていて、道路工事でもあるのかと思っていました。実は、トゥールがツール・ド・フランスの出発地点となっていたのですね。

その割には、市内には宣伝の垂れ幕やら看板というものがなく、やっと見つけたのが自動回転する広告スペースにあったポスターです。

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ツール・ド・フランスの象徴「マイヨ・ジョンヌ Maillot Jaune(黄色いTシャツ)」

トゥール市内の中心地、ジャン・ジョレス広場(トゥール市庁舎前)にも見かけました。花壇の中に、黄色いマリーゴールドの花で形どられた、ツール・ド・フランスの象徴「マイヨ・ジョンヌ Maillot Jaune(ツール・ド・フランスの1位選手に贈られる黄色いTシャツ)」と、手作り感のある自転車の形をした、木の飾りです。

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トゥール出発後は、アンボワーズ、シュノノンソー、シャトールーと3県を横断

トゥール出発がフランス時間7月1日13時50分、その後、ロワール川沿いを走って、白ワインの町、ヴヴレー(Vouvray)経由でアンボワーズ(Amboise)へ、さらにシュノンソーまで行くと、アンドル・エ・ロワール県です。その後、ロワール・エ・シェール県、アンドル県と3県をまたがって、ゴール地点のシャトールーまで計160.6kmを走行します。スピード感あふれる選手たちが通過する瞬間をその場で見る迫力と、自転車のスピードに驚かされます。以前、パリ-トゥールという自転車レースを見に行ったことがあるのですが、先頭を走る選手が見えたかと思うと、一瞬で通過して、そのスピードに圧倒されました。今回、筆者は観戦できませんでしたが、こちらFrance Blueのウェブサイトにて、第6ステージの出発から到着までの動画と写真がアップされています。選手が通過する瞬間も楽しみなのですが、コース前の宣伝カーのパレードも見どころのひとつです。チョコレートメーカーの宣伝カーやら、パンや車メーカーの宣伝カーを見るのもツール・ド・フランスの楽しみでもあります。明日、フランス時間7月12日は第16ステージとなります。

【文・写真│アンジボー由利子】

第6ステージ詳細はこちら

ツール・ド・フランス公式ウェブサイトはこちら

※第6ステージ出発地点

Place Anatole France

37000 Tours

筆者

フランス特派員

リリィ

フランス在住14年目。仏文簿記の国家取得を目指し学習中。

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